本日日曜日は「偶偶石」の記事を書く日です。
大抵、石を何かに見立てて紹介してきました。
今回も苦戦!!
見立てることを諦めました。
その上で本日の記事を書き進めることにいたしましょう。
kyokoippoppo.hatenablog.com
これは、↑2019年に投稿した記事です。
本書の最初を飾るのが、なんと!!「湧別の浜」。
著者の渡辺一夫氏は、湧別の浜で見つかる石について次のように語っておられます。
日本各地、美しいれき岩の石ころがひろえる海岸が多い。湧別の海岸では、白っぽい泥の地に、色とりどりのれきがつまった絵画作品のようなれき岩を探してみよう。
礫(れき、つぶて、こいし)とは、小さい石、小石のこと。
砂よりも大きいものを指します。
小石といっても、握り拳大のものも含まれるようです。
礫が粘土や砂などによりくっつき、固化したものが礫岩です。
水の働きを受けた丸い礫が集まったものを、円礫岩といい、火山堆積物などの角張った礫が集合したものを角礫岩といいます。
湧別の礫岩は円礫岩のようです。
kyokoの偶偶石25・・・いつの間にか
みんな礫を抱きしめて
手放さないように気をつけて
川の旅をしたんだな
ほら
ほら
ほらね
それなのに
自分ときたら
浜についた時には
からからからっぽ!!
いつ、手放してしまったのだろう
空洞の中を冷たい波が流れ込み・・
海の歌をつかの間聴かせて
去っていったよ。
(写真は、kyokoの手持ちの礫岩たちです。)