反抗期?
前々回の記事『憧れ』で、15歳当時の我が子たちの様子を記事にしました。
kyokoippoppo.hatenablog.com
特に次男は、造反の態度をはっきりと形にし、大人の言いなりになりたくない態度を強く見せていた時期でした。
その頃長女は小学校6年生。
私はPTA役員を引き受けておりましたので、時折小学校の職員室に伺うこともありました。
そんなある日、次男Yの5〜6年を担任して下さったI先生に会ったので挨拶がてらYの近況を語りました。
「何だか最近反抗期で…。」
するとI先生は、大変不思議そうな表情で私を見つめました。
そして言ったのです。
「ええ??!Yの反抗期なんて、小学生の頃からだったじゃないですかあ!」
「あ、ああそうか?」
確かに次男は、5〜6年生の頃、好き勝手な振る舞いで新採用のI先生を大変困らせたのでした。
I先生にしてみれば、お母さん何を今更??という気分だったのでしょう。
母の目には、15歳の次男の様子は小学生時の反抗とは明らかに違うと映っており、そのような新バージョンの様相を伝えたかったのですがね・・。
そもそも、YはI先生が好きでしたから、小学生時代の彼の行いは所詮始末の悪い甘えのようなものだったのです。
What is your name
当時の彼の行いの様子が伝わるものを、私は保存しております。
アルバムに挟み込んであるのです。
披露することにしましょう。
Yがこういう子どもであったことや、私がこういう親であることは、決して褒められたものではないことは承知しております。
ただね、私は面白いのです。その面白さも個人的なものであると思いつつお見せします。
I先生は漢和辞典の編纂に関わったことのある漢字に詳しい先生でした。
画数の多い漢字を授業のネタにしたのでしょうね。
Yは早速取り入れました。
音読みの画数の多い漢字で記名しています。
この漢字の音が正しいとすれば、探求心を発動することによって私のフルネームを知ることができますね!!
息子がこの6つの漢字を記憶して書いたものか?メモを取り出して書いたものかはわかりません。
テストの記名に関してはこんなものも・・。
「ニドキング弟」は消しゴム使って書き直した跡すら残っています。
そこに労力使って45点取るなよ!!
画数の多い漢字の書き取りには興味を向けたものの、地道な漢字学習など全く行わないYでした。
ですから、通常の漢字テストはこの通り。
格闘の痕跡が欠片もありません。
テストをなめてかかっています。
さらには、相変わらずの記名であることも伺えますでしょ。
こちら全てお見せすると、名字が解読できる程度には書かれておりますので、あえてのチラ見せ!
あえて従わない姿勢で・・
習字の作品です。
これは算数。オマケ問題とはいえねえ。
社会科
I先生ありがとう!!
今の勤務先で、こんな奴はいませんよ。
これを許すような先生はおられません。
では・・・Yの所業は、担任が新採用の先生で指導力が未熟だったから起きたことなのでしょうか??
それも一因の一つと考えられますが、この学級の全ての児童がこんな状態ではなかったのです。
・・・とすれば、
Yが「そういう子ども」だったということ。
親がそれを正さなかったということ。
それに尽きるのです。
そして私はこんなYを未だに面白がっております。
そして、私はI先生に「ありがとう」と伝えたい。
YをYのままで可愛がって下さった先生でした。
現在のYはね。
幼少期のYとはかなり違う佇まいを見せております。