我が庭に顔を出す花たちを次々と紹介しております。
定番のシリーズにするつもりはありませんでしたし、なるとは思いませんでした。
しかし早春の頃、ようやく雪が解け、なんとしても待ち遠しかった北海道の春の訪れを伝えるとなると、土の上に顔を出す始めての色を報告したくなるものです。
事実そうしたのでした。
それからは、それをこまめに伝えたくなり、それなら名前も調べてみようとなり、ついには「お庭」のカテゴリーまで設けるここととなりました。
さて、
この地でようやく紫陽花が咲きました。
これは通勤途中で撮ったものです。
(我が庭には植えてないので)
本州では6月の花として知られておりますね。
カレンダーの6月といえば、紫陽花とカタツムリのセットが図柄になっていたりしますね。
その紫陽花がようやく咲き・・・・・
と共に
早々とコスモスが咲きました。
これは娘の住む住宅近くで撮りました。
秋の花が咲きだしたのです。
ひまわりも朝顔もこれから咲くとは言いながら、コスモスの花を見てしまうと
季節が秋に向かっているとこを強く感じてしまう私です。
ビンカ兄弟
さてさて、今記事ではこの花→
の名前を知るために悪戦苦闘した過程で、副産物として知ることができた花の名前を紹介いたします。
(がんばってつきとめた花の名はスカピオサです。)
まずはこちら。→
今年5月22日のブログ『春の庭』
の中で紹介した花です。・・・これは「ビンカ」。
写真は我が庭に咲いたビンカです。
・・・ニチニチソウの一種だそうです。
そしてこのビンカですが、
「ビンカマジョール」
「ビンカミノール」、
という二種があるそう。
何だかロシアの民話に出てくる兄弟の名前のようです。
マジョール君は、マジョリティー気質
ミノール君はマイノリティ側のキャラクターです。
~(マイノリティーの)「ミノール」を栽培することはあまりないでしょう~とのコメントも目にしましたが、
ウェブ上の植物図鑑ではきちんと二人いや、二種を平等に扱っており、2つともれっきとした園芸種のように受け取れます。
画像で見てもあまり区別がつきません。
『みんなの趣味園芸』NHK出版のページより
ビンカマジョール
ヤフーショッピングの商品ページより
ビンカミノール
和名にすると
マジョールは「ツルニチニチソウ」
ミノールは 「ヒメツルニチニチソウ」
となっており、ミノール君の方が小柄だということですが、マジョール君だって生育環境によってはミノール君並みに育つ可能性もありますしね。
葉の形なども考慮すると、我が家のものはマジョール君のようです。
とりあえず、この植物は
ビンカです。
これは間違いございません。
フロウではなくフウロです。
次はこれ
5月30日『初夏の庭』というタイトルの記事で紹介した花です。
北海道において5月30日を初夏というのは気が早いのかもしれません。
しかし今年は38度という異例の暑さを記録した5月でしたので気分は十分初夏だったのでしょう。
kyokoippoppo.hatenablog.com
名前知らずだったこの花でしたが、寝床に足を突っ込んで前述の花を検索していたときに偶然この画像が目に入り、判明したものです。
そばに鉛筆一本なかったためブックマークしておきました。
しておいてよかった。
朝起きたら名前の記憶はきれいさっぱり消えておりましたから。
ブックマークしたものとは違いますが、こちらご覧下さい。間違いありませんよね。
「アケボノフウロ」です。
ゲラニウム・サンギネイムとも呼ばれます。
www8.plala.or.jp
決め!!!で良いのか??
謎のままだったこの植物ですが、有力情報をゲットしましたのでご報告。
これは夏休み前日の小学校のクラブの時間に(子どもたちはパソコンでお絵描きやゲーム楽しんでおりました。)こっそり調べていて「ん!!」と思ったものです。
7月18日に公開した『花から実へ』の記事にて、花後の実とともに「名前知らずの紫の花」と紹介したものです。
shinさんより「ハタザオキキョウかも?」とコメントいただきました。
さっそく調べてみますと、どちらかというと次の記事にて紹介したこちら
と似ているように感じました。いかがでしょうか?
『四季の山野草・ハタザオキキョウ』の画像→
葉や花の様子から私はこれをハタザオキキョウと判断しました。
となるともう一方の紫の花は??
両者は葉の形状からして明確に違います。
しかし、ハタザオキキョウではないとしても、桔梗の仲間の可能性は十分にあります。
すると桔梗科「ホタルブクロ」などの情報も目に入りました。
キキョウやホタルブクロ関連の画像をみては検索を繰り返しました。
フィットする結果は得られずこれも苦戦のエリアに突入しました。
小学校のパソコン教室に話題をもどしましょう。
唯一冷房のきいた学校のパソコン室で私は目先を変え、ホタルブクロと形がにている『カンパニュラ』と打ち込み関連の画像を探してみました。
それで「ん?!!!」
と目にとまったのが『カンパニュラ・ケントベル』の画像です。
『大森ガーデン』のページより
これは当たりの確率が高そうです。
しかしかすかな迷いも残るのです。
(ほら、花の向きが微妙に違うようにも・・・)
大きく個性的な花後の実・・・・これが決め手になりそうですが、ケントベルの実についての情報が探せません。
唯一見つけた『花の仲間調べ』のウェブページにあった
濃い青紫色をした艶のある釣鐘形の花が鈴なりにつく。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この記述がそういうことなのかあ?と思っております。
ふうう・・・花の名前こんなふうに調べております。
shinさんが教えて下さったこちらの情報・・
ksbookshelf.com
花の名前調べにおおいに役立ちそうです。
ありがとうございました。
最後に、shinさんが公開しておられる素晴らしい世界をみなさんにご紹介。
私の毎朝の清涼剤です。是非ご覧下さい。
https://www.slowhand7530.com/entry/2019/07/24/183215www.slowhand7530.com