漁協からのプレゼント

美味しいプレゼント

 昨日、町の全世帯にホタテ貝のプレゼントがありました。
毎年のことです。
今回は、「もらったよ。」「食べたよ。」だけの記事です。
配られたホタテ貝は20枚。
我が家の分と、都合が悪く配布拠点まで取りにいけなかった友人の分も含め、40枚を剥きました。
娘は、「手伝って」とたのまれて、友人や友人のじいちゃんちの分まで引き受けて80枚もむいたそうです。

作業一段落の台所です。
柱の周りについているヒモは塩でよくもんで、サッと湯通しして食べます。
味付けして干して珍味にもできますが・・・・。
新鮮なホタテは、プリップリッです。

こりゃあいただけない!!

 かなり前のことになりますが、高校時代のクラス会に出席したことがありました。
横浜のとあるホテルで行われました。変貌を遂げた横浜駅東口!
なんとおしゃれなホテル。
わが暮らしの中では目にしない風景や建物。
私はすっかりおのぼりさんの田舎者でした。
目にも美しい料理が並べられました。
しかし!!!
ホタテの刺身を見て私はびっくりしました。
「大丈夫か?これ。」
ぺったんこでクンニャリしたホタテ・・これをホタテの刺身と呼んでよいのか??
それを見て、私は胸を張りたくなりました。
「ふ・ふ・ふ・ワタクシ田舎でいつも美味しいものいただいてますのよ。」・・・と。

ホタテ一つ

 わが父は、毎晩の晩酌を欠かさない人でした。
静かにさらりと飲み、定量を越えない飲み方でしたので、母は「きれいな飲み方だ。」と我が事のように自慢しておりましたっけ。
その父の肴に、たまにホタテ貝が出されました。
七輪の上に網を乗せ、焼いて食べておりました。
それは父だけに出されるおかずで、一個だけ。
貴重品のような扱いでした。
   *  *  *
 さて、昨日の我が家・・・まずはお刺身で。f:id:kyokoippoppo:20190626193430j:plain:w400:right
そして本日は、柱とヒモの刺身。
夫の好きな塩ふり焼きです。

娘がくれた鳥ハムに,ミョウガとシソを散らし、ポン酢であえたおかずも美味しかった。
ごちそうさまでした。