空・・美しい空
朝は4時半頃には起き出す私。
日の出が遅くなってきており、台所に立つと、昇って間もない朝日を見ることができます。
空は青々と美しく、刷毛で履いたような雲は面白く、空ばかり見上げてしまいます。
高い建物もなく、広々とした土地に住んでおります。
頭の上すべてが空!
であります。
そして日暮れ時。
西の空が明るく染まり、私はスマホ片手に外へ出るのです。
(8月28日の夕暮れ)
(昨日9月2日の夕暮れ)
昨日カシャリ!
と景色を収めて
良い気分で戻る途中、
頬にチクリと感じ、思わず手をやりましたら、小さい羽虫がその指の先で潰れました。
その一瞬にもう刺されていたのね。
痒〜い!
🦟蚊の湧く季節でもあります。
道端には・・・
先日のこと、空を見上げがちが私がふと道端に目をやったところ、
!!!!
うわわわ!
いたあ!
私の大の苦手な
そう、
蛾が!!!
羽を広げてへたばっておりました。
クスサンという種類の蛾で、
数年おきに発生するらしい。
ふいにそやつに出会ったその日、改めて周りを見渡すと、
あれえ!!いるわいるわ!
朝の出勤時は一つも見なかったのに、帰り道にはあそこにもここにも、という程にいたのです。
成虫になってからの寿命は短いものか、たいてい命尽きており、生きていたとしても地面に羽を打ち付けて弱々しく動いております。
おお!怖ろしや大発生か!
と思ったものの、その日がピークだったのかしら??
その後数を増すことはありませんでした。
それでも、思わぬタイミングでそやつに出会ってしまうここ数日です。
折しも、白樺の葉が茶色く枯れて道路に落ちる季節。
その茶色は、あの茶色は、
葉っぱか?
それとも怖ろしクスサンか?
私はビクビクしながら歩くのです。
つまり、クスサンは枯れた葉っぱみたいなものなのです。
葉っぱと思えば何てこともない、はず・・・。
なのにね、駄目なのですよ。
私は蛾が怖い。
何故なのかな?
焼き付いている光景
子どもの頃の、蛾にまつわる思い出があります。
街灯の下で、羽ばたく大きな蛾。
時間は夜。
何故、すでに暗くなったそんな時分に子どもたちが集まっていたものか?(夜のカブトムシ探し隊だったのでしょうか?)
数人の子どもたちがその蛾をめがけてしきりに石を投げつけており、遠巻きながらもそこに居た私は、気持ち悪いと思いつつも視線を外せずに立っていました。
蛾は、石に痛めつけられながらもバサバサと羽を動かしておりました。
もう一つ。
住宅地の下水を集めて流れる川で遊んていた時のもの。
清い川ではなかったものの、岩には沢蟹くいらいは生息していました。
私は横浜で育ちましたが、昭和30年代の横浜は、ちょいと内陸へ入れば田んぼと畑も多かった。
その田んぼ横を流れる小さな川で、弟と隣に住む弟の同級生と遊んでいたのです。
目の前を蛾が流れてゆきました。
水から逃れようと大きな羽を動かすものの、動かすたびに水を打ち、そのまま目の前を流れてゆきました。
「蛾」を思うたびにこの2つの光景が必ず浮かぶのです。
それ程強く私の心に残り、姿形を見るだけでぞくぞくと嫌悪する要因となっているように感じます。
美しい空を眺めては感嘆の息をもらし、
そうかと思えば道端の蛾の死骸に怯え、
あちらこちら虫に刺されている2022年秋のワタクシです。
* * *
しばらくスピリチュアルやら、行き方指南めいた本ばかり読んでいた私でしたが、ウフフ・・物語に戻ってきましたよ。
ほうらこんなに借りちゃった!
本の話題にしようと思ったのだけど、文章にまとめるのに苦戦しそうなので、今回は見送りました。
そして今日はこんな話題となりました。
クスサンの画像は、ハハハ…貼り付けませんでした。