舞え、舞え!たのしく!

お気に入りはどれ?

 近所の義務教育学校で支援員という仕事をしている私。
昨年度担当した学年と共に持ち上がり、2年生の教室で働く日々です。

 先日の音楽では、「おどりのきょく」を鑑賞しました。
身体が躍動するような音楽を3曲聴きました。



音楽を聴けば自然と身体が反応する子もたちです。
もう、でたらめながら踊る踊る!もちろん私もね!
実際に聴いた教材とは違いますが、参考のためにそれぞれYou Tube動画を貼っておきますね。
一つ目の曲は、『ティニクリン』というフィリピンの音楽です。
三拍子の軽快な音楽に合わせ2本の竹が開いたり閉じたりと動きます。
踊り手はその間をステップするのです。
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お次は『エース オブ ダイヤモンド』。
これは、馴染のある曲だと思います。
デンマークの農民の踊りだそうです。



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『とーしん ドーイ』(唐船ドーイ)これは沖縄の民謡です。
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子どもたちと共に身体を動かしながら3曲を楽しんだ私でしたが、中でも『唐船ドーイ』が1番好きだなあと思いました。
気持ちが高まり、周りとの一体感が味わえるような感じを抱いたのです。

いやあ!楽しかったねえ」とやりとりして着席したところで、先生がどれが1番好きだった?と子どもたちに尋ねました。
そしたらね、ばらつきはあったものの、『唐船ドーイ』を気に入った子が多かったのですよ。

沖縄と北の国北海道では、気候も、風土も大きく違いますが・・・・あっそうそう余談になりますが、連休明けの8日の気温たるや最高気温が3度でしたよ。隣町では積雪が認められました。

 そんな風に沖縄とは全く違う風土ながら、この国土に住まう者が持つ感性のようなものが、曲への共振、共感として湧いてくるのかもしれないなあ、と思いました。

アンデス地方の音楽

 さて、そんなことがあった数日後の朝のこと、出勤前の庭仕事もできない悪天候でしたので、皆さまのブログ記事を拝見しておりました。
こちらは、一日一枚フォトダイアリーを発信しておられる叢雲(むらくも)さんの8日の記事です。
カメラの知識を持たない私は、もっぱら美しい写真を見て楽しんでおります。
記事の末尾では音楽動画も紹介されています。
cloudmoon.hatenablog.com
この日紹介されていた動画が、こちら。
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いつか何処かで聴いた曲でした。動画も楽しく魅力的。
そしてこの曲も、聞けば気持ちが高まり、元気が出てくるのです。
曲のタイトルは「ウマウアケーニョ」といい、スペイン語でウマウアカの祭り、邦訳すると「花祭り」という意味だそうです。
アンデス地方フォールクローレ

フォルクローレ(folclore)は、日本では、ラテンアメリカ諸国の民族音楽や、民族音楽に基礎をおいた大衆音楽を指す。言葉本来の意味は、民俗学、民俗的な伝承一般を指す。英語のfolkloreがスペイン語化したもの。民俗学一般を指す言葉としては、綴りは同じだが英語読みの「フォークロア」が使われる。

(Wikipediaより抜粋)

日本の裏側ともいわれるアンデス地方のこの曲が、広く人々に親しまれ、日本人の私の気持ちにも確実に作用するのです。
一定の国土内で好まれる音楽の傾向というものは確かにありましょうが、人の感性はそれを越え、他国の音楽を楽しむこともできるのです。

 配信しているグループ「Ayllu Llakta]の他の作品にも興味を持ち、動画一覧のページにも目を向けてみました。
舞台公演らしきこちらをポチリ。
曲名は、アンデスの祭り(フェスタ)『アヤ・ヒューマ』とでも読むのでしょうか?
検索してみましたが、詳しい情報を得ることはできませんでした。
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まっ!とにかくこのサムネイル画像に目が吸い寄せられたのです。
美しい民族衣装のスカートに風をはらませてまるで円盤のよう。

いやいや、なんというエネルギー!
繰り広げられる踊りに目は釘づけとなりました。
裸足で舞う舞う!回る回る!
登場する衣装や面にも心惹かれます。
もちろん、歌い手、演奏者の姿も魅力的でした。

お時間の許す方は是非視聴してみて下さいませ。

 音楽って素敵ですね。
そしてとても不思議。
身体と心に作用する力を持っています。
私たちはそれに酔いしれることができるのです。

私の知る曲は偏りがあり、数も多くはありません。
ですからこのように新しい扉が開くととても嬉しい!
叢雲さんありがとうね!!

 今日は久々に音楽の話題でした。