やってきた夏
この地にも夏がやってきました。
夏らしい夏を切望していたのに、もんわりじっとりの空気に辟易もしている私です。
本州の暑さに比べれば、20度台後半の暑さなど、暑いうちに入らないのかもしれませんね。
エアコンを設置している家庭も少なく、それでやり過ごせているのがこちらの夏といえましょう。
今も扇風機の弱の風量でしのいでおります。
今回は「夏の庭」と題し、撮りためた写真をベタベタ貼ろうと思います。
フラックス・・・・片や種で片や芽
フラックス・・・亜麻の花・・ご存知でしょうか?
寒地を好み、適地は北海道のみということなので、多くの方は花をみる機会はないかと思います。
pucchi.net
北海道の歴史や産業と縁の深い植物のようです。
ふむふむなるほど、我が町にも「亜麻工場跡地」があり、以前は産業として亜麻の栽培をしていたことが伺えます。
札幌に「あさぶ」という地名がありますが、まさしく亜麻を栽培していた土地ということが地名の由来となっているのです。
「麻布」ではなく「麻生」です。
はかなげできれいな花なので、以前植えておりましたがいつの間にか消滅してしまいました。
昨年改めて種を買い求め、
今年はそのこぼれ種でまた花が咲くだろうと思っておりました。
ところが、ご近所の畑では春先には束となって花となり、現在は茶色く丸い実となっているのに、我が庭のものは、ようやく小さい小さい芽がでたばかり。
これはいったいどうしたことか?
調べてみましたよ。
亜麻には多年草と一年草のがあることがわかりました。
下記は『花と緑の図かん』Garden visionからの抜粋です。
すらりと茎を伸ばして、小さなブルーや白の花をたくさん咲かせます。園芸では一年草のフラックスと多年草のペレニアルフラックスが主に育てられています。一年草のフラックスは別名のアマ(亜麻)の名のとおり、リネンやハーブとしても用いられます。花はひとつひとつは小さいですが、整った姿で花色も美しいです。花びらが散りやすく儚げな印象。葉は細長く、茎はまっすぐ上まで伸び頂部で房状に花を咲かせます。
ペレニアルフラックスは宿根アマとも呼ばれるように多年草で、花期は4~5月。花がやや大きめ(3~4cm)で、白花もあります。葉は細長く茎に密につき、株は基部から分枝します。どちらも頼りなげな姿ですが、荒地でも育ちとても丈夫です。フラックスは苗でほとんど出回らないのでタネから育てます。移植は好みません。ペレニアルフラックスも基本はタネから育てますが、苗でも出回ります。
(太字はkyokoによる)
ご近所で見たものは宿根性のものだったのでしょう。
やっと咲いたフラックスを写真に収めましたが、風に揺れてピンボケばかり、仕方なく指に挟んで撮りました。
しかしフラックスの魅力はやはり立ち姿。
こちらは先ほど引用した『花と緑の図かん』から拝借しました。
『花の緑の図かん』Garden visionより
あとは写真ペタペタコーナーです。
エリカ
コスモス&黄花コスモス
名前知らずの花
最後に地味ですが、この花を・・・。
花とはいえ成長すると大きな木になります。
ああ!!やっつけ仕事のような今日の記事でした。