次男に完敗

折り紙タイム 

 ひょんなことから始まった家族の折り紙タイム。
「さくB」さんという方が、YouTube動画で紹介している恐竜折り紙を、我が子3人が挑戦!

sakusaku858.hatenablog.com

たった今の検索で、この方、はてなブロガーさんであることが判明!!

これは昨年末の記事に使った写真です。












格闘するもプテラノドンとは似ても似つかぬ無惨な姿のものが出来上がり、離脱した長男H。




兄の作ったものを、
「こりゃあ伊勢エビだ!!」
と笑った妹Aは、その後も動画とにらめっこし、何とかプテラノドンを作り上げました。

次男Yは作品を数点作り得意顔。(青い作品はAによるもの)

kyoko苦戦

 私は、ステゴサウルスに挑戦しました。
www.youtube.com

1枚の折り紙からこのような形が出来上がるのだろうか?
相当に難しそうでしたが着手。
年末途中経過を写真に撮り披露しております。

折りじわがたくさんあり、紙はもうクタクタです。
天井や左右がピッタリ合っておらず、これでは先が続かないのです。



ややっ
次男も、ステゴに着手しました。
「なかなか難しい。」
と言いつつ、折り進めましたが、友達と会うために出掛けてゆきそのまま中断。
その後はその存在を忘れたように、1日2日を過ごしておりました。

そして、この私。

その間もずっとずっとずっと、
格闘していたのです。

ずっとといっても、大忙しのお正月。
ようやくできた隙間時間に折っては分からず。
折っては何かが違うと頭を抱え。
それなら…と、大きな紙で折っても、同じ繰り返し。
分からないところから1工程進むのに、1日がかり。
そこを越えても、また足止めを食うわけです。


背中のとんがりを引き出すあたりまで、たどり着くも・・・
写真でお分かりの通り、とてつもない厚みがあり、もうヤケクソで形にしたようなものとなっています。

決定的なミスがありそうです。
次男は、
「まだやってるの?」
「がんばるね。」
とおちょくるような薄笑いを向けてきます。





 私がとうとう
「もうやだ!無理だ!」
と、投げやりな声を挙げたときになって、
「ええ?そうなの?俺作ってみるかな?」
と、折り紙に再び手を伸ばしてきました。
早くも優越感を感じているようなそやつの顔・・・・それをみると、私も何度目となるやら分からない挑戦に駆り立てられるのでした。

ワタクシ・・・まずは先輩風を吹かせます。
「いやあ、これは難しいから!きっと無理だわ。しかも普通サイズの折り紙ではなおさらだ。」

あまりにも何回も折ったので、始めの段階は、もう動画は必要ナッシング!の私、
動画も見ずにどんどん折り進められます。途中までは・・・。
遅れをとる次男の手元を見ては、心の中で、
「今にえ??とかウームとか悩み出すぞ」
とほくそ笑んでいたのでした。

そして難解ゾーンに入る手前で布団に入ることにしました。
目の疲れと身体の疲れに負けたのです。
後半の難解ゾーンは、気力体力が回復してから改めて向き合うことにしたのです。

集中マックス!!慎重に作業を進める次男に、
「あんた!朝になっちゃうよ。
多分無理だから。」

と言い残し布団に入ったのでした。

翌日は、紋別空港から東京へ戻る次男です。

完敗だ!!!

 翌朝・・、
テーブルの上に綺麗に折り上げられたステゴサウルスが乗っていました。

くっそー。
やられたか。
完敗だ!

もう、清く負けを認め教えを乞おう。
そう決めて、昨晩の折りかけのものに手をかけました。


今までうまく折れなかった箇所の、折り方を尋ねると
「ここなんかかんたんでしょ。
もう自然とこの形になるから…」
こうやって
ああやって
ほらこうなって
分かる?
次男がピタリと形を決めます。


ほうほう!

 彼は出発直前まで、2体目を折っておりましたが、時間切れ!

吹雪模様で、帰りの飛行機が飛ぶのやら飛ばないのやら?
それでもとりあえず家を出ました。
そして送迎バス乗り場から発ってゆきました。
ああ!こうやってお正月の時間が閉じてゆきます。
次男を見送った後の時間、残りの工程へ・・。
動画を見ながら、最終調整に入ります。


が、それがなかなか難しい。
足の先や頭の形。
先端の細かい折り方は、制作者の指に隠れて見えづらい。

適当に折る私の雑さがここに来て、一気に姿を現すのです。

出来上がりとしましょう。
右が私の作品です!!

何か残念な姿だ。


心残りはするものの、もうこれ以上折り紙に時間を取られるわけには参りません。
開いたお正月イベントは、徐々に閉じられてゆきます。

たまった資源ごみ。
燃やすごみ。
ふとんにシーツにタオル類。
食材の整理。
日常に戻るためにやることはてんこ盛りです。

明日は長男が札幌へ帰ります。