スピリチュアル界、無賃の旅 ①

スピリチュアル世界をのぞき回った日々の後

ううむ…。
またですか?
まだですか?
という思いを抱かせてしまいそうですが、なんたって私のブログですからね。
私の記録、足跡として書くことにします。
ここ数週間、私が開いた本、さらには視聴したYou Tubeは、「スピリチュアル」に関することばかりでした。

憧れる世界でありながら、今だ自分のものにはなっていないこの世界。
その世界へ導くための本、ネットでの記事や動画など・・・何とたくさんあることでしょう。

それらを次々とながめた日々でした。

「引き寄せ」、「波動」、「ハイヤーセルフ」などなどの言葉に触れる中で私が感じたことを書き残しておきます。

発展途上にいる私の、今の正直な思いです。

想念が現実を作る


津留晃一氏は、はっきりとそれを述べておられ、彼の著書を解説しておられる小嶋道広氏も、ご自身がそれを体験した上で同じことを語っています。
kyokoippoppo.hatenablog.com


そもそもこの考え方は、90年代に入る前に流行りだしたニューエイジ思想だそうで、ことさらに目新しいものではないようです。
スピリチュアル界ではもう、十分に浸透した「事実」として扱われております。

ニューエイジ(英: New Age「新時代」の意)とは、20世紀後半に現れた自己意識運動であり、宗教的・疑似宗教的な潮流である。ニューエイジという言葉は、魚座の時代から水瓶座の時代 (Age of Aquarius) の新時代(ニューエイジ)に移行するという西洋占星術の思想に基づいている

(引用はWikipediaより)


想念が現実を作り出すという指摘について、皆さんはどう思われます??

ネガティブなことや、怖れを感じたことによって、それの具現化を実際に招いてしまう・・・多くのメッセージがこのように伝えています。
過去の記事で私はこのように書いています。

となると、
「ああ!!今、一瞬でもネガティブなこと(不安なこと)を感じてしまったああああ。」
「やっちあたあああああ!!!」
感じてしまった、想起してしまった!波動を発信してしまったという悔やみが
「不安は現実のものとなってきっと姿を現すに違いない!!」
という新たな不安を呼ぶのではないかしら??
ネガティブな想起にさらにネガティブなあんをかけた状態にならんかね???と

トーシャ・シルバーは??

そんな私が、トーシャ・シルバーの本を開きまして目にした文章がこちらです。
現実化や引き寄せの法則が流行りだした現象をみて彼女が感じたこと。

多くの人が、何かネガティブなことを考えようものなら願望成就の妨げになるかもしれないと、怖れて生きているということだった。なかには願望が卵からかえらないたびに、きっと自分が“妨げている”んだと思って、自分自身を激しく責めたてる人すらいた。

ネガティブを殊更に排除したがる姿勢に対して感じる違和感を表明しておられます。
さらに、「富」というものを物質として捉え、むやみに引き寄せようとする熱狂にも疑問を感じたと書いています。

私はこれを読み、ほっと息をもらしました。
自分の感じた率直な思いを否定せず、今のところは容認しておこうと思うことができました。

彼女は、現実化や引き寄せという熱気から離れ、ヨガ哲学や、古代インドの有名な経典などを勉強し始めたそうです。


それらの学びや実践から生み出された数冊の本。
その一つが『このお金はあなたのものではありません』です。

たまさんの紹介で知り、興味を持った私は図書館経由にて手に入れ、読み始めました。
トーシャ・シルバー - 歌う珈琲屋さん
手引きされている実践の初歩のところまでを試した私です。

その先の実践は、瞑想というものに馴染んでいないと難しいと感じているところ。

彼女は(神に)委ねることや手放すことを一貫して勧めます。
自分の不安や焦り、劣等感なども捧げてしまい、神に引き受けてもらうのです。
そうすれば、それらから開放される。
そして、もたらされる結果には執着しないことと語ります。


おおお!
しかし!

ここで私はうなってしまうのでした。
もたらせれる結果に期待しないなんてことができるものだろうか?
と。
どんなものが、どんなことがやってきても、それが自分にふさわしく、ベストなものだと信じきって手放す…これは、そう生易しいことではありませんぞ!


彼女も書いていますよ。

ほら!86ページにね。

 ところで誤解しないでほしいのだけど、この捧げる道は、単なるお日さまとペロペロキャンディのルートではない。ゆだねられるようになるには、ときに死ぬんじゃないかと感じるほどしんどいことがある。エゴにとっては最もつらいであろうこと─宇宙丸ごとコントロールしようとするのをやめる方法─を学んでいるのだから。

(大文字はkyokoによる)

だよねえ。
だよねえ。
死ぬかと思うほど辛い…
そうかもしれませんね。
現実生活を営みながら様々な執着や欲望、不安などを手放すなんて簡単なものじゃない。
人は、手放すしかないところまで追い詰められて、万策尽き、ようやくそれをやることができるのかもしれませんね。

私は夢の中でならそれをしたことは在るけれど、目が覚めて自我が活動を始めると、手放したり委ねたりってやはり難しい。
ただただ、自我の自問自答が始まってしまうのですよ!
kyokoippoppo.hatenablog.com

さあて!
次回はそのやっかいな代物とされる「自我」について書いてみます。

ボロつなぎの成果

 最後に、ボロ布を接ぎ合わせて作ったクロス。
出来上がりましたのでご覧いただきましょう。
日に焼け劣化した玄関の丸いテーブルにかぶせました。

丸テーブルなら丸いクロスがマッチするのですが、簡単アバウトパッチですので四角くこしらえて、バサリとかぶせましたとさ!