冬の夜…点灯式

シーズン到来!

 煩わされる程の降雪がまだありません、と書いて投稿したのは去る12月12日のことでした。
しかし先の日曜日、ようやくまとまった雪が降りました。

今季初めての除雪作業!とあいなりました。

人々を煩わす厄介な雪ではありますが、それによって普段味わえない光景がお目見えすることになります。

そう、どこの家からも人が出てきて雪と格闘を始めるのです。
「いよいよ来ましたね!」
「シーズン到来ですね!」

そんな挨拶を交わします。

 午後、図書館に行くため外へ出たら
「おでかけかい?」
と声がしました。
目を向けましたら、そこにはお向かいのYさんが除雪スコップを手に立っていました。
お互いに近づいてあれやらこれやら、しばしお喋り。
わざわざ上がりこんで茶飲み話をすることはありませんので、こんな時に、なんてことない他愛ない話を楽しむのです。

降雪はこんな風に、ご近所さんの存在を身近に感じさせてくれるものでもあります。

 そのことを記事にしようかと思いつつ、数日が過ぎた本日。
夫の電話に連絡が入りました。

点灯式

 近所のIさんから。
「家の前にしつらえた電飾の点灯式をやるから出ておいで。」
との事。

そういえば昨日、仕事帰りに脚立を立てて配線を巡らせていたIさんと、言葉を交わしたばかり!

今夜点灯するらしい!

個人宅前のささやかなイルミネーションではありますよ。
招集がかかったのも、ご近所数家族です。
コートを着込んで、手袋はめて出てゆきました。
Iさんが、温かい缶コーヒーを配ってくださいました。

そして…
点灯。



「おお!」
と、ささやかな声とともにそれをながめたら、イベント終了。


イベントは終了ですが、凍てつく夜空の下、女性陣たちの井戸端会議ならぬ、星空会議がはじまりました。
頭上には木星が輝いています。
東に赤っぽく輝くのは火星のようです。

 

(西に沈んだ太陽、赤◎の真向かいにある火星
その中間にあるのが木星。数字の4のようなマークです。)

 

 しばしのおしゃべりのあと解散しました。

Iさんの奥様は、
寒いのにゴメンね!」
と声をかけて下さいましたが、
なんのなんの!!
温かくて良い時間でした。
「ありがとう!」
と思える時間でした。