手元に寄せた本たち

寒い朝

 三連休の中日も寒い朝で始まりました。
そして雨降りでした。
庭仕事には出られません。
買い物に出た他は、まるっとおうち族となりました。
命が脅かされるほどの気温になった所もあるというのに、こちらは終日20度にも届きませんでした。
 
 
摘んだカレンツは、今朝まで頑張って種を取り除きました。
白状しますと、種取りに飽きて、いくらかは捨ててしまいました。時間が無かったわけではないのですがね。作業に嫌気がさしてしまったのです。
 
インスタグラムもパス!
テーブルの上の片付けもやらず。
これはとても、白状しにくいことですが掃除機もかけてない。
そして何をしてるのか?ってブログ書きに向かっているのです。
その話題とて、とりとめのないものです。

手元に寄せた本たち 

 手元に寄せた本たちを、床に置いて写真に残したので、それについてのおしゃべり。
そんな内容です。
先週末仕入れた本は、ご覧の通り。


写真雑誌2冊を含む計5冊です。
宿根草の選び方・使い方』
見ているだけで幸せになれる本です。

こんな庭が好きなのよ!と思いながらページをめくるわけですが、同時に我が庭との違いも知ることになるのです。
開花サイクルを知り、花後の管理もし、雑草のコントロールも怠らず手を入れて、ようやく理想の庭になるのだろうなあ。
我が家の庭は現在こんな様子です。

『ビターテイストのDIY&Interior』
 こちらも、「なんかオシャレじゃん🎶」と思い借りてきました。
個性的な雑貨が飾ってあるのですよ。様々なね!
それでも、雑然を感じさせないのは色の統一感があるからなのだろね。
見る分には良いけれど、棚に物を置けば積もる埃を取り除くのもひと苦労。
私のように、掃除機もかけずに過ごす人間が目指すものではないですなあ。

『52ヘルツのクジラたち』
 今年の4月に義務教育学校として誕生した我が職場。
8年生の生徒たちは、旧小学校で2年生から卒業までを同じ教室で過ごした子どもたちです。
1年の別れの後、再び同じ校舎で過ごすことになった懐かしい子どもたち。
子どもたちと書きましたが、思春期真っ盛りの彼ら彼女ら…。
今までと同じ距離感で接することは控えております。
Kちゃんは、本好きな女の子。
彼女が小学生時代に、のめり込むようにして読んでいたのが、
『ウォーリアーズ』という猫を主人公にしたシリーズでした。
タイトルとおり、猫の戦士たちのお話です。
本の楽しさを分かち合おうにも、相手がおらず彼女の発信を受け止める級友はおりませんでした。そこで私が、「ちょいとつき合ってやるか」くらいの気持ちでその本を手に取ったのです。
それが・・・おもしろかったのです。
全シリーズ読み切りました。
猫を主人公にしておりますが、これは人間の物語だわ。
長たるものが、その一族に及ぼす影響。
「強さ」という魅力とどうつき合ってゆくのか?
同族を愛するとは?守るとは?
民族を越えた恋愛の行く末。
友情、団結、策略、様々なテーマが織り込まれた素晴らしい作品でした。
kyokoippoppo.hatenablog.com

話を戻しましょう。
『ウォーリアーズ』の楽しさを私に教えてくれたKちゃんと、会った際、私は声をかけました。
「今も本読んでるの?」
「読んでるよ。」
「最近何読んだ?」
『52ヘルツのクジラたち』!良かったよ。今までで1番良かったかもしれない。」

そのタイトルを忘れないようにメモしたその日、訪れた図書館で目立つように展示されていたのがこの本だったのです。
本日読み終わりました。
家庭が安心安全の場でないところに身を置いた人の苦しみと病みの様子が描かれ、他者の力を得てその苦しみから這い出してゆく過程が語られています。「思い」を伝えることの難しさや大切さが伝わる物語でした。


手元に残るは『地霊を尋ねる』堤未果ショック・ドクトリン
堤未果ショック・ドクトリン』は、ジノさんのブログ記事で目にし、気になっていた1冊でした。
www.xjino-love-sky.com
(ジノさん!勝手に貼った。許されよ!!)
ただね、これ読んで私どうなるの?って気持ちにもなるのですよ。
知らないでいたほうが楽なことが、たくさん書いてあるのだろうな。
そして、それを私が知ったからって何がどう変わるの?
私にできることなんて何もないし、そもそも本の内容を理解できるだろうか?

庭の写真眺めて、インテリアの写真眺めて、石の写真インスタグラムに投稿して、カレンツのジャム作って、ささやかながら身の回りのことを楽しむ…そんなことだけで日々終えてゆきたいのです。



そう思いつつ開く。
ため息でそうな気持ちになりながら読み進むと、案の上眠たくなる。

マイナカードのところを読んでいます。
難しいことはさておき、いずれ紙(アナログ形態)の保険証を使えなくするっていうのは、間違っているよね。
こういう「強制」がまかり通るっていうのは恐ろしいことだとは感じています。

とりあえず読み通してみようと思っています。
明日も休みだ!ヒャッホー!
掃除機かけます!!!!!(威張るな!!!)