夏休みの作品

とにかくこれを!

 皆様お元気ですか?
ニュースではしきりに気温40度超えの予報と、外出による熱中症の怖れをアナウンスしていた10日火曜日。
当地は20度に届かぬ寒い朝を迎えました。


雨風もひどく、仕事(雨なので出土した土器の洗浄をしてきたとのこと)から戻った夫は、
「寒い!」
と一言発するや、ストーブに点火いたしました。


8月に火をたく・・・北海道あるあるです。

こちら・・娘のインスタグラム画面。


夜9時の気温が表示されております。
スクリーンショットでいただきました。


夏休み満喫の私。
まとまった休みを利用してぜひとも作りたいものがありました。
居間に置いてあるソファーのカバーです。

現在はこんな状態。
動く度にずれるし、孫が来ては背面から逆さになってダイブするのですぐに取れてしまう。


見る度に気になり、手直ししたかったのです。
安っぽいカバーなど掛けなければ良いと思われることでしょう。







しかし、このソファー・・・長年の使用によって側面がこんな状態なのです。

買い替え⁉️

いやいやそれはいたしませんよ。

そんなわけでこの夏は、このカバーの作り直しが私の宿題というわけ。

そもそもこやつらは・・・

 切っては、つくつく縫いつないでいこうと思っていたデニム生地。

これって、実は2年以上前にこしらえ始めていたもの。
kyokoippoppo.hatenablog.com

当時奮起したお片付け記事です。
つまり「お片づけ」はずっと前からの課題で、当時も今も、似たようなみみっちい行動をしているということです。
不用のジーンズ👖を切っては四角くカットしていたのは2年以上前のこと。
貼り付けたブログからの抜粋です。

11月8日(木)・・・出勤前の超わずかな時間にデニムなどの厚地の布を引っ張り出して、四角に切り始めました。
三枚切ってバタバタと出勤。
私はこのように、あっちをいじり、こっちをいじり、思い付いたときに思い付いたことをやり始めるクセがあります。
一ヶ所を徹底的にということができません。
「そんなの全然終わった気にならないじゃない。」
と友達に呆れられましたが、性分といのは変えられないし、変える気無しなのです。
部屋にものを広げ、結果3枚の四角い布をカットしバタバタ出勤する行動も首をかしげられそうですが、このように手をつけてしまえば、しかもやりっ放し状態であれば、否応無しに作業をやり続けられそうです。







(捨てる布と残る布)







 地厚の硬い布を扱うのが苦痛で、当時いくらかつないだあとは放置されておりました。
この夏休み、それらを毎日たゆまず縫いつなぎ、ようやく一枚布にしました。

しかし、それらは荒くざっくりつないだだけ、力がかかれば容易に切り離されてしまうでしょう。
これを別布にしっかりと縫い付けなければなりません。
これまた不用の布団カバー(薄地のもの)に縫い付けることにしました。

そのためには、縫い代の始末が必要です。
四角繋ぎの布の縫い代は厚みが均等になるように風車のように開きます。
アイロンで押さえても、すぐに起き上がってきますので、全てをこのようにしつけました。




怪しいところは更に糸で押さえて込みまして・・・。

手縫いとミシンを使い分けて、縫い付けました。

あちこちでずれたり、布がだぶついたりしましたが、もうこれは仕方なし。
私の仕事はこんなもの。







このあたりまで作業して、座面も背面もパッチワークにするのは無理なことが解ってきました。
時間も、気力も足りません。


今まで利用していた布で、しっかり背面をおおいましょう。

さてさて・・・
そこて、取り出したるは長い麺棒。
何に使うかお分かりか????






これを筒に縫ったことろへ挿入。
幅の足りない部分は硬いラップの芯で代用。


これを、背面と座面の隙間にぐいぐいと突っ込むのです。
こうしておくと、座ったり動いたりしても、棒の重みと、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ圧によって布が持ち上がってきにくいのです。
説明伝わったかしら???

ジャジャーン!!!!

10日、ようやく形になりました。
裾の始末少し残っていますが、何とか終わりが見えましたわ。



 今は過去のものとなった「暑い日」に・・
扇風機の風に当たりながら、床に布を広げてチクチク。
汗をふきふきミシンガタガタ!
頑張りました。
写真に写り込んだわが家の愛犬ブウタロウ。彼の熱っついベロでのなめなめ攻撃に合いながらも作り上げました!!


 本日11日。
雨は止みましたが、寒い!!です。
皆さんの地域はいかがでしょうか?
午前中に、裾の始末を終えましたよ。
今日以後は、縫い物優先のため乱れきってしまったお部屋を片付けましょう。

とはいえ、お盆です。
お寺参りやら墓掃除も待っています。