災害の日時に意味はあるのか?

朝焼け

 新しい年、2日目の朝。
昨日起きた災害のニュースが続きます。
たった数分の天変地異が、人々の生活を根こそぎひっくり返し、家や家財、命までも奪ってゆきました。

夫が居間にやって来て、
「日が昇るな。」
と声を出したので東の空に目をやれば、見事な朝焼け。

天体はいつもと変わらぬ動きをし、一日の始動を告げました。
いつもと変わらぬ暮らしができる我が身。
このあたり前が、常に変わらず在ると思ってはならないのですね。

 午後、義母は果敢にも再び打ちに行くと言う。(パチンコね!)
私は車を出してやりました。
車から降り際、
「あんたもやるかい?」
と私を誘い、にっこり笑った義母。
「やめとくわあ!今日は帰るよ。」
と私。

疑問が湧いた

 帰り道、不意に思ったのです。
「何で元旦かなあ」と。
年明け初日にこんなこと(災害)が起きるなんて…。
そう思ったのです。
まあ、災害なんて日にち選ばんよなあ。
元旦だってただの「とある日」に過ぎないのだよなあ。

と思ったことろで立ち止まりました?

いや、待て。
東日本大震災が起きた3月11日
これは単なる「とある日」だろうか?
この災害の32年前に起きた不穏な地震これも3月11日のことでした。
原発ジプシー』という本でこのことを知ったのです。
kyokoippoppo.hatenablog.com
過去記事から一部抜粋します。

まずはこの文章をお読み下さい。

 三月十一日(日)
 明け方の五時ごろ、地震で目を覚ます。かなり長いあいだ揺れていた。日中は風が吹き荒れ、東北線が一時不通になった。
 一人きりの日曜日。メモの整理、洗濯。

 三月十一日・・・・誰もが知っている日付です。
しかし明け方の地震

この文章は堀江邦夫著『原発ジプシー』からの抜粋です。堀江氏が地震を感知した場所は福島。
時は1979年です。当時堀江氏は、福島第一原子力発電所で働く労働者でした。いえ、実は労働者として潜入していたフリーライターでした。

 (青字は記事内の引用部分です。)

堀江氏のメモに残されたと日付と、その後の大震災の日付が同じだということを単なる偶然と見なして良いだろうか?
 昨日の災害には、「この日」に起きると思わせる印(サイン)は無かったのだろうか?

私は星の配置を調べて見ることにしました。
ホロスコープ」と打つと、
ホロスコープ地震」がトップに表示されました。
占星術の観点から昨日の災害を読み解くもの。
もう既に、その道の方が情報を発信なさっていました。
そこで目にした、「人工的な災害」などという、にわかには信じられない情報はひとまずスルー。(私の手には負えません)
ド素人の域に留まる私は、天体の度数のみに着目してみました。
というのも、東日本大震災の際の天体配置には特徴的な度数が見て取れるからです。
まずはそれから記述してゆきましょう。

天体の位置(度数)

東日本大震災
2011年・3・11
天王星 魚座   29.95
海王星 水瓶座  29.23
土星  天秤座  16

各星座(サイン)は30度ずつに区切られています。
大きな天体である天王星海王星双方がその星座(サイン)の最後に位置しています。
特に魚座の29.95は、翌日にはサインのスタート地点である春分点に到達するというまさしく際の際の位置です。

土星は、天秤座の16度。
16という数字はタロットカードでは「塔」を表す数です。
正位置:災害、災難、事故、崩壊、ショック・・・・・このような意味があります。
tarotfun.jp

そして、そのサビアの言葉は(サビアンについては詳しく書きません。記事が煩雑になりますので・・)
A boat landing washed away
「流された船着き場」
占星術を研究しその知識を持つ人にとっては、この日にちは星の運行により、選ばれ、もたらされたと確信するもののようです。

さて、ならば昨日のホロスコープは?
調べてみました。

能登半島地震
2024 年1・1

冥王星が、山羊座の29.22.01に・・・。
こちらもサインの際(きわ)のところに位置しております。
そもそも占星術における冥王星は「破壊」「再生」というテーマを持つといわれています。
それがやはり29度に。
ただしきわではありますが、冥王星は動きの遅い天体です。
本格的に次の星座へ入るのは今年の11月のこと。(一時的に侵入する時期がこれに先立ちありますが)
29度に留まる期間も長いわけ。
ここから元旦と結び付く要素は、無いと言えましょう。

とはいえ、大きな天体が29度のところにいる。
という共通点を知ることができました。


ならば、阪神淡路大震災はどうだったのだろう。

いやあ、そう、単純に天体29度に結びつかぬだろうな。
そんな気持ちを抱きながら、ホロスコープ作成のページに日付と時間を入れる。

すると、

1995.1.17  05.46
冥王星蠍座29.59にありました。
これは、際の際。
同日19時には蠍座を離れています。
また蠍座は、8の数字と結びついています。8の部屋…それは占星術では「死の部屋」などとも呼ばれています。

じゃあじゃあ、北海道の胆振東部地震は?

こちらは、天体の29度はありませんでした。

ただし、地震の天体の関連については、単なる天体の位置の度数に留まらないもっと緻密な分析方法もあるようです。
そもそも、天王星であれば7年に1度はどこかのサインの29度を通過します。
だからって、その度にどこかで大きな地震が認められるわけではありません。
天体の運行と災害の関連を、短絡的に結びづけるのはつつしまなければなりませんが、目の前に三たび現れた29度の数字に関心を抱いた私です。

 この記事は、自分で調べられる範囲でタイトルについてのことを、追ってみただけのもの。
このような災害時に、自分の興味とつなげた調べものをする姿勢に嫌悪感を持つ方もいらっしゃることでしょう。
そう思いつつも調べてみました。
そして記事に残します。


 さらにさらに、『私の見た未来』でかなり、広く知られることとなった、2025年7月も見てみましたよ。(著作者のたつき氏は、予知夢を見る方。3・11の津波の夢について描き残しておられます。そして次なる災害の夢も・・。それが2025年7月。)

こちらは、日付についてはわかりませんが、
この時期、天王星が、牡牛座29度です。
星の運行が、地球の出来事と関連があると考えることを、ナンセンスと簡単にうっちゃることはできないように感じます。

占星術と天変地異…この研究はもっと複雑で深いようです。
興味を持たれた方は、独自に調べてみて下さいね。

最後に・・・

 刻々と伝わる被害の情報。
被災なさった方々にとって、星の配置などどうでも良く、家族や知人の安否、そして今日をどう凌ぐか、明日からの生活の再建をどうするのか?に心奪われていることでしょう。
大変な日々ですが、これ以上身体と心を痛めませんように。
私はこの地で祈ります。

追記
 この記事を投下しようとしいたら、またまた驚く映像が・・・。
日本航空の飛行機から炎が上がっています。
なんという年明けでしょう。
気持ちがざわつきますが、なるべく心落ち着けて、過ごすよう心がけましょう。