2年前の私から

 一昨日は、ご近所さん5軒の夫婦が集まっての新年会でした。
ご近所さんなのに・・1月も末になるのに・・
「今年もよろしく。」
の挨拶をする人もいました。
それもひとえに、今季の雪の少なさのせいです。
除雪で外に出ることがなくて、顔を合わす機会もなかったのでした。

居酒屋でお腹いっぱいに食べて、その後はカラオケ屋さんでのひととき・・・・・。
楽しかったです。
子どもが小中学生の頃に分譲された土地を買い、家を建て越してきた仲間です。
越してきたといっても、みな町営住宅からの転居・・元々からの知り合いです。
今はどの世帯も夫婦のみで暮らしております。
一年一年ここで歳をとってゆく仲間です。

  *   *   *

ブログ2周年

さてさて、その日1月28日は、父の命日であると共に、このブログをスタートさせた日でもあります。
2年前の1月28日に、一記事目を投稿しております。
kyokoippoppo.hatenablog.com
悪戦苦闘の末、短い文章を投下したのです。
(記事を貼り付けましたが、内容は以下の通り。開かず読み進めて下さいませ。)

~何故ブログを始めようと思ったのか?~
それは、ブログでおこづかいが稼げるということを知ったからです。
収入を増やせば、今かかえる不安から逃れられるのでは・・・?という切迫した気分になっていたのです。
とはいえどうやって?何をどうすれば?
全く知識がありませんでした。

ネガティブ・ケイパビリティ

 なので、まずは図書館に走ったのでした。
ブログ開設に関する雑誌を一冊借り、ついでに準新刊コーナーにあった『ネガティブ・ケイパビリティー』という本も借りてきました。
ネガティブ”のワードに吸い寄せられたのです。
ケイパビリティ・・の意味は分かりませんでしたが、その頃のネガティブに傾きがちな自分の気持ちに添うものかもしれない・・
漠然とそう思ったわけです。
副題にも惹かれました。

ブログの雑誌の方は、開いたとたんに萎えました。

雑誌をめくったところで、やはり
何を・・・どうすれば・・・状態だったのです。
パタンと閉じて、
『ネガティブ・ケイパビリティー
の方を手に取りました。
全てを理解できたわけではありませんが、その時の私にとっては救いとなるものてした。



そして、この本こそが、私の背中を押したのです。
「ブログやってみよう!」
と。

ブログは
不確実な事態に耐えるための力
になってくれるかもしれないと思ったのです。

再び雑誌を手に取り数あるブログから、初心者にもとっつきやすそうだという印象を持った
はてなを選んだのです。

書き始めた当初はアクセスゼロが続きへこみましたが、
自分のための自分のブログ・・・と言い聞かせ記事を積み上げていったのす。

偶然というプレゼント

 あの日、図書館で雑誌だけを借りてきたとしたら、私はブログを始めていなかったでしょう。
ブログと共に、この本を見つけたこと・・・はもちろん偶然です。
でも、この本に出会ったことで、スタートしたブログの初めての投稿日が、1月28日であったこと、
それは、私の誕生日(先祖の委員会というサビアンシンボルを持つ日にち)直後の、父の命日であることを考えると、父が私に誕生日プレゼントをくれたようにも思えるのです。

ブログやっててよかったな。
私は2年前とは違う景色を見ています。

家族の心配ごとはまだあります。
でも、状況は常に動いており、それに右往左往する自分のこの日々が続くということが、生きていくということに外ならないと思うようになりました。

思いいれのある過去ブログ貼っておきましょう。(入れ子のようにこの中にも貼り付け記事が多いのですが・・)
kyokoippoppo.hatenablog.com
kyokoippoppo.hatenablog.com
ブログは、書き発信する楽しさばかりではありません。
様々な方の様々な生き方、生活を知ることができ、共に生きているという連帯感のようなものを得ることができました。
自分の記事を出力し、他者の記事を入力する・・という活動が大変に楽しいのです。

  *   *   *
「雪が異様に少ないね。」
と話題にできたも今日までか?
本日から暴風雪の模様。
朝6時・・静かに雪が落ち始めております。