はてなブログ・・・「受信」という魅力

 自分の日常や、思いを発信するブログ。
私は発信したがり屋さんなのです。
見たもの、読んだもの、感じたことを発信する楽しみにすっかり取り付かれてしまいました。

が・・・しかしブログの楽しみは「発信」ばかりではありません。
「受信」という楽しみがあるのです。

見ず知らずの方が作り出したもの。
考えていること。
目にしたもの。
食べたもの。
行った場所。
楽しい作業。
その方の来し方。
様々な体験・・。

私はそれに触れることができるのです。

試してみる楽しみ

 先日、訪れたパン屋さんで目にした「甘酒あります」のチラシに誘われ、娘はテイクアウトの甘酒を買いました。
が一口飲んで、
「あっまあ!!」
と声をあげ、私に「どう??」と差し出してきました。
うん・・・甘いというよりしょっぱいと感じました。
塩味が強く、それにより甘さがよりくどく感じられたのです。
しかし、自宅まで持って来たそれを私はジャーとは捨てられませんでした。
薄めたら飲みやすくなるかもしれません。
冷蔵庫に入れてその日は休みました。
次の日・・私は思い出しました。
Yotoroさんのブログを・・。
yotoro.hatenablog.com

f:id:kyokoippoppo:20200330053244j:plain:w200:leftコーヒーの甘味に甘酒を使ってみたのです。
アイスコーヒーで飲みました。
コーヒーたってインスタントですし、甘酒は塩と砂糖入り。
何よりカフェオレに必須の牛乳を切らしておりましたので、そもそも「カフェオレ」ではありませんしね。
甘酒のくどさを埋めようと、コーヒーも多めにしたため・・・・すべてがくどくて・・・・
うーん・・・・!!イマイチ・・。
麹でしっかり作ったというyotoroさんの甘酒カフェオレと、同じものにはなりようがなかったのです。

で、本日はしっかりと牛乳を使い、甘酒の分量を控えてホットでいただきました。

おおおお!!いいじゃありませんか!!

甘酒捨てなくて良かった!!美味しく利用できました。

本に出会う楽しみ

ururundo.hatenablog.com
URURUNDOさんのこの記事を読み、すぐに「私も・・」
と思いました。幸いなことに図書館に在庫があり、すぐに手に入れられました。

白の闇

白の闇

感染病を扱ったフィクションです。
その感染力の凄まじさといったら・・感染者を見ただけで失明してしまうというもの。
瞬時にだったり、程なくだったりするもののほぼ確実に失明してしまう。
いや・・・この場合「光を失う」というのは当たっていないでしょう。
この病に侵された人は、視界が真っ白になってしまうのです。
感染そのものの恐ろしさもありますが、ここで描かれるのは、
見えないことによって起こる不安や不信
と共に、見られないことによって起こる不道徳や裏切りです。

何故か感染を免れた一人の女性が見る世界・・。
汚物にまみれ、人間が野生動物より汚くなってゆく様、
動物より醜く生きる様、が容赦なく描かれております。
その世界でどう振る舞うのか??
飢えという苦痛
性欲という残された快楽。

URURUNDOさんは、コロナ感染が拡大する現実に接し、10年も前に読んだというこの本を思いだし記事にされました。
kyokoは、コロナ感染が収束する気配もみせないこの春に、『白の闇』を読み進めているところです。



こちらの本も、リクエストしました。手に入り次第読むことができます。
楽しみです。
www.planet2019.com

cafe-spoon.hatenablog.com

新しい扉

 ブログを続けてゆくと、「顔は知らねどお馴染みさん!!」という方が増えてゆきます。
ブログを始めたばかりのころは、投稿しても、底知れぬ広がりを持つ「ネット空間」に記事が吸い込まれる一方でした。
受け手はおりませんでした。
しかし今や、たくさんの「お馴染みさん」が記事をキャッチして下さいます。
そして、スターを下さる中には貴重な「ご新規」さんも。

先日新しい出会いに喜んで、その方のブログにおじゃましました。
先日出会ったのがこの方でした。
はなぱんださん。
www.hanapanda.com

石・・宝石ではないただの石を取り上げ、タイトルを付け文を添えていらっしゃる。
私は感激しましたよ。
浜辺の石を拾い上げては持ち帰り、捨てられない私は前のめりコメントいたしましたよ。
kyokoippoppo.hatenablog.com


「偶偶石(たまたま石)」は、作意も作為もない自然石の造形美が”無為の人の心に訴求する力”を借りて、鑑賞者が自らの美意識と感性を具現化して、深い余韻と思索をめぐらすことを体感するアートです。知識という前提を鑑賞者に要求せず、鑑賞者個人のオリジナリティーを引き出すことのみを目的とした現代アートです。作者の作意の理解を求めない自然石に対峙することで鑑賞者自ら感じたものは、鑑賞者オリジナルの感性であり、その存在に気付き深めてもらう現代アートです。

地球が生みだし、自然の作用を経て、ここに在り、ここで、他ならない私に見出された・・・
この出会いは非常に稀有で貴重な出会いである・・・・このようにはなぱんださんは捉えて、このような石たちを「偶偶石」(たまたま石)と呼びます。

そして、私にもこの”現代アート”の活動を勧めて下さいました。


おおおおお!!!!!新しい扉が。

やるのか?
やらないのか?
うーん、この扉開けるしかありませんね。
はなぱんださんからは「難しくはありません。あなたの感性をそのまま文章化すれば良い。」
という旨のコメントいただきましたが・・・。
それ・・難しいです。
難しいけどこの扉を開けてみるつもりです。

ブログの発信の楽しさ、
受信の楽しさを綴りました。