パンツの果てまでも…

 前回の記事「kyokoの夏・・・総集編」から、10日もたってしまいました。
北海道の夏はお盆まで、という言葉を良く耳にするのですが、今年は夏休み明けあたりから異例の暑さとなりました。
我が職場は今年から新校舎!エアコンも設置されており、職場にいる限りは快適でした。
しかし、道内では、まだまだエアコン未設置の学校も多く、暑さ対策は万全ではありません。
そんな折、伊達市の小学2年生の児童が熱中症で亡くなるという痛ましい出来事が起きました。
この出来事により、多くの学校関係者が、児童を預かり、その命を守ることに対しての不安を抱くこととなりました。
危険な暑さ対応としての休校や、短縮日課という措置が取られることとなったのです。

そのうち、この土地は「冷涼な北の大地」などと形容できなくなるのではないでしょうか?

 さてさて、そんなお暑いある日のこと。
それは週の始めの月曜日。
一年生の「生活科」の授業がありました。
課題は、「きせつとなかよし」
ならば水遊びをしよう!
ということで、児童たちは自宅から、着替え、サンダル、水鉄砲などを用意して登校していました。

まずは準備。
大きなたらいに水を張りましょう。

わらわらと子どもたちが集まります。

たらいに溜まる水を、ワクワクしながら見つめます。
ふふふ・・・集まってきたなあ。

私は、たらいに向けていたホースをふいに子どもたちに向けてやりました。
「きゃあ!」
「ひゃあ!」
歓声があがります。

たらいに向ける水を時どき子どもたちに浴びせてやる。


…となると子どもたちも黙ってない。
水鉄砲にたらいの水を満たすや、私に向けてビュー!
夏の暑い日とはいえ、胸やお腹にしみる水が冷っこい。
私も「きゃあ」と歓声を上げる羽目になりました。


始業前に既に大興奮となりました。
担任から改めて注意が伝えられ、授業が開始しました。

💦💦💦担任も私も、ずぶ濡れ、水びたし💦💦💦💦になりました。


もう・・おパンツまで。
濡れた身体が段々冷えてきて、熱いアスファルトに寝転ぶも、そこへも水攻撃が容赦なく。

子どもたちも、いつのまにか裸足になり熱いアスファルトの上を走りまわったり、たらいにとっぷり浸かったり、シャボン玉を飛ばしたり。

いやあ楽しかった。
全身ずぶ濡れの私・・どうしたかって?当然着替えを用意していました。
担任もね!
一緒に遊ぶ気満々で出勤していたのです。
おパンツまでずぶ濡れになるお仕事!
楽しかったですよ。
しかし非常に疲れました。

担任と
「月曜日からやる活動ではなかったね!」
と話しました。

そんな週明け後の勤務を終え、本日ルンルン金曜日!
明日まで暑さが残るものの、来週は20度代の気温におちつきそうです。

 *  *  *

 ここに載せた写真は、事務のSさんが暑い中数時間外に出て撮ってくれたものです。
私たちは水を浴びて気持ちいものの、Sさんは暑い中依頼業務に奮闘して下さいました。
担任から私が映っているものを数枚プリントしていただき、この記事に利用いたしました。

暑い暑い熱い夏!
でも秋はそこまで来ています。
リラ街道沿いに植えられた「マユミ」
葉が色づき可愛らしい実もふくらみ始めています。