灰となり天に昇れ!

 15日のどんど焼きが近づいて来ました。
昨年神棚に飾っていたコボーや御札。片付けられた正月飾りなどを神社境内で燃やしてもらいます。

 そのついでに、他の処分品も火中へ投入しようと考えています。
処分を決めたものの、家庭ゴミとして捨てるには躊躇われるあやこれ…を一緒に焚き上げてもらうのです。

土間暗し

 一つは母の思い出として取っておいたもの。

母は後年俳句を趣味として、熱心に句作しては、新聞社に送っていました。
選者の目に止まり、掲載されればその紙面を大切に保存しておりました。
NHKの全国俳句大会へ出した俳句が、秀作に選ばれたこともあり、その時の賞状ももちろん母の大切な宝物。
さらには、試作のために書き散らしたメモなども、試行錯誤の軌跡を物語るものとして保存していたのです。

母は自分の余命を受け入れたときに、それらを私に送ってきました。
どんな思いがあったものか?

捨てられないから…。
私(自分)を偲んでほしい…。
形見にして…。
そんなところかな?
私はそれらを今まで保管しておりましたが、いつまでもというわけには参りません。
少しずつ、私は「私の片付け」を進めなければなりません。

そんなわけで、この度のどんど焼きのタイミングで処分することに決めたのです。
で、全てが無きものにならないためにこのブログを利用しようという魂胆よ。
灰になる前にネット宇宙へと放ってやりましょう。
ここまでが、母にまつわるもの。

馬を洗って

 

そしてこちらが、昨年亡くなった加藤多一氏との交流の名残り。

私は以前、紙媒体の通信を発行していました。
読者であった彼は、折々に励まして下さいました。
意見を寄せて下さいました。

決して公表されないであろうご自分の家族のことが明かされた手紙も、私の手元に残されています。

彼が亡くなった後、依頼を受けた私は、北海道子どもの本連絡会が発行する冊子に追悼文を寄せました。

それをひと区切りとして、多一氏との交流の名残は処分しようと決めたのです。

ほんの少々を手元に残し、後はどんど焼き行きです。

その他処分するものも含めたこれら。
さよなら思い出たち。

ところがね、月曜日の天候は荒れ模様とのこと。
どんど焼き行われるのか?

更には翌火曜日、冬休み明けの登校初日は無事迎えられるのか?
本日の朝日。美し。


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