虫の棲家

不穏な羽音

 この夏、暑さやら家の中での忙しさやらを言い訳に、あまり外仕事(庭の手入れ)をいたしませんでした。

それでも、たまに行った作業の合間に不穏な羽音を耳にしてはいたのです。
黄色と黒の縞を持った危なげなハチの姿も目にしておりました。
それをさほど気にすることもなく日が過ぎて、夏休みが終わりました。

 季節は秋となり勤務再開。
それに伴い、土日は再び貴重な曜日となりました。
そんな先週土曜日のこと。

お庭に出たのです。
イボタノキの枝の数本が勢いよく伸びて樹形から飛び出していたものですからそれらをハサミでカットすることにしたのです。

(写真は花盛りのころのイボタノキ・・・「イボタの木」ではなく「イボタノキ」が正式名称のようですよ。)

伸びた枝をチョキリ!
お次もチョキリ!・・・・すると

ブオーーーン🐝

蜂の羽音がすぐそばで・・。

なに!

長靴ガボガボいわせて逃避。
やれやれどうも奴らがどこかに巣を作ったようだわ。

危険を感じつつも、せっかく始めた庭仕事を続けたかった私は、裏(お隣さんとの境界)へ場所を移し草取りを始めたのです。

イボタノキは近くにありましたが、枝を揺らさないように下草取り。
あっちにもこっちにもと、目につく草に手を伸ばしひっぱったり、やはり気になるイボタノキの枝を....
この辺りの枝なら大丈夫かな?慎重にチョキン!
などと、ついつい作業の手を広げたら

ブオーーーン🐝

うわあ!

いる!
近くに基地を作っていることは間違いありません。
刺激を感じるや、怒りの羽音をうならせて出動して来るのです。

f:id:kyokoippoppo:20210905100507j:plain:w400:left怖い・・・・・。
作業をきっぱり諦め、怪しいイボタノキの中を下からよくよく見てみたら・・・・

ありました。
造成中の巣が見えたのです。
スズメ蜂のものてす。

知らぬとは怖いことですね。私は無防備にも、かなり接近して作業をしていたのでした。


 家に入り夫に報告。
週明けに役場に連絡して駆除を頼もうということになりました。

住宅地にある庭ですし、通学路沿いの庭なのです。
我が家と境界を接するYさん宅には、早々にお知らせすることにしました。
危険な巣があるのは、Y宅物置に極近い場所なのです。

助っ人

 その話を聞いたYさんご夫婦が巣を確かめに出ていらっしゃいました。
そこで、旦那さまであるSさんが、一言。
「俺がやってやろうか?」
「いやいやいや!危ないわ!刺されたら大変だ!」

そのように断ったのですが、何でも現在の仕事の関係で、処理をする道具一式がいつでも使えるのだというのです。
道具は役場にあるものの、必要とあらば使えるのだと。

実は我が夫も、役場職員時代蜂の巣の処理に関わったことがあり、やり方は心得ているようです。
しかし、道具がなければ手も足もでません。

Sさんは、技術の上に道具も持っており、その上親切心もたっぷりもっておられます。

結局お言葉に甘えることにしました。

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Sさんは直ちに車を出すと役場に向かい、道具一式持ってきて完全装備となりました。

たまたま用事のあった娘と孫もやってきて、我々夫婦と、Sさんの奥様Tさんとで作業を見守りました。
「宇宙服みたいだ。」
と娘。
いざ出陣!




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Sさんが、イボタの木に近寄り、かがみ込むとその中央部分にぶら下がっている巣をに目がけて薬剤噴射!

白い薬剤が木の上にまで吹き上がり、蜂が数匹飛び回りました。
ただちに巣は切り取られ、二重のビニール袋に入れられました。
アッという間でしたよ。



戻り蜂」といってエサ探しのため外に行ってた蜂や生き残った蜂が、巣のあった周辺をしばらく飛び回ったりするらしいのです。
しばらくはそんな蜂に注意するよう教わりました。

 このいきさつをブログ記事にする気満々だった私は、後から巣の様子を写真に撮ることにしようと、ひとまず我が家の外ゴミ箱に袋ごと放り込んで置きました。
そんなこんなで、無事ケガ人も出さず蜂の巣は除去できました。
ありがとうございました。
ご親切なSさん!!!!!

地面では・・・

 同じ日。
地面では蟻たちが珍しい活動をしていました。

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お分かりでしょうか??
蟻たちがサナギのようなもの(いや?タマゴでしょうか??)を口にくわえ、我が庭先からこれまたY宅の敷地にある穴へと、次々と移動していたのです。

引越しをしていたのでしょうか??
後で調べてみたところ、
蟻のこのような活動は引越しの時もあれば、「サムサイアリ」による卵の略奪ということもあるようです。
しかし、写真の蟻の姿や争う様子が見られないことから、これは単なるお引越しだと思われます。
それにしても、いったいどんなタイミングでどのような指令の元に、このような団体行動が生まれるのか??

蜂や蟻たちの社会的な活動はとても不思議で面白いですね!!

翌日

 巣の除去直後は周辺を飛び回る蜂を見かけましたが、次の日には戻り蜂の姿も見えませんでした。
ビニル袋を見ても、生き残り這い出た蜂も見当たりませんでした。

ならば、巣を解体してみよう。

f:id:kyokoippoppo:20210907065340j:plain:w300:left大丈夫と思っていてもちょっとビクビク。

外側の層は、まるでミルフィーユのようにサクサク。
庭用包丁で突くと儚く壊れました。
中には六角形のおなじみの蜂の巣が出てきました。






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白いものは、幼虫がサナギになる際に自分で作るふたなのだそうです。
後から調べた情報です。







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巣から出てきたものは、幼虫が数匹と成虫2匹。
芋虫状の虫が大嫌いな娘の願いを聞き入れて、幼虫写真は撮りませんでした。

女王蜂はどこにいるのかな?大型といわれる女王の姿は見つかりません。

他の蜂たちは???
木の下に落ちているのかしら???







 私のこの作業を見守っていた娘が、いきなり声をあげました。
娘と孫のそばに生き残りの蜂がどこからともなく現れて、威嚇するように近づいてきたのです。

バタバタと逃げた二人。
ひゃあ!!!!!

巣の残骸や、死んだ蜂をあばいたことで、生き残りの蜂が何かを察知して近づいて来たのでしょうか?

突然無くなってしまった棲家を一生懸命探していた個体が、その名残を察知したのでしょうか?

急に怖くなって、再び巣をビニル袋に収めました。



家に戻ってから
戻り蜂について調べてみました。


蜂の巣を駆除&ハチを退治 4,400円〜 30分で到着|みんなのハチ駆除屋さん
こちらのページから一部コピーいたしました。

戻りバチの寿命はそう長くありません。
約1週間ほどは巣があった場所を飛び回りますが、拠点となる巣がないため数日で寿命を迎えます。

注意したいのは、巣を失って凶暴になるハチがいること。
ハチには帰巣本能があるため元の巣に戻ってきますが、巣が無くなっていた場合に怒って凶暴になることがあるんです…。

棲家を無くした蜂の寿命が、長くないことを知りました。
また、件の蜂は「コガタスズメバチ」であることも判明しました。
人間にとっては脅威であるスズメ蜂ですが、彼らに悪意などあろうはずはなく、本能のままに巣を作り幼虫育てに励んでいただけなのです。なのに・・・・

突然の受難!
突然の苦痛!
突然の無秩序状態!

「ごめんよ!」

しかし、共存はとても無理。
あらためて、ごめんよ!!
それにしても刺されなくて良かった。
ちょっと危なかったな!!

ミョウバン結晶・・・ふりかえりとわかったこと

結晶作りスタート!!

 自分のためのふりかえりです。
ちょい長く、貼り付けの多い記事となっております。
ざあああっとスクロールして写真だけながめて下さっても構いませんからね!!!


kyokoippoppo.hatenablog.com

貼り付けた記事は昨年11月のもの。
下記引用した文章でスタートしております。

 小学校5年生の理科に「もののとけ方」という単元があります。
食塩やミョウバンを水やお湯に溶かして、その性質を調べます。


ミョウバンは、溶かす水の温度によって溶ける量が大きく違います。
熱いお湯に溶けたミョウバンも、溶液の温度が下がれば再び姿を現します。

この性質を利用して、ミョウバンの結晶作りを楽しむことができます。

この学習に添ったことをきっかけに、ミョウバン結晶を育てることにしたのが昨年初冬の頃でした。
今までも何回か作ってはいるのです。
しかし、形の良い、「これぞミョウバン!!!」と言えるようなものが出来上がったことがありません。
今回は形の整った美しいものを目指そう!!
と始めたのでした。

 試行錯誤を繰り返し、私なりの結晶作りのコツがようやく分かってきました。
私なりの」とわざわざ書き添えたのは、作り方には様々なやり方があり、別の方法で美しい結晶を作る方もいらっしゃるからです。
今から書くことが唯一無二の方法ではないことを先にお断りしておきますね。

温度が降下すると姿を現す結晶

これは、計量もしないでスプン一杯ほどの焼ミョウバンをお湯でといて一晩放置して作ったもの。
小さなタッパの底に、3ミリから4ミリほどの小さな結晶ができあがりました。
小さいながら、透明で形もきれいです。

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こちらの写真は、始めに貼った昨年11月の記事で使ったものです。


これらを、として育ててゆくのです。
結晶は温度降下の過程で出てくるのですから、温めては冷ます、温めては冷ます・・の繰り返しで育てることが可能です。

が、しかし
温かい溶液の中に種を入れたことにより種が溶けてしまったり、種が残ったとしても、温度降下のスピードが速くて雑多な結晶が出現してしまい形を乱したり・・
と、まあず上手くゆきません。

ですから、ゆっくり長期戦で育てる方法を採用しました。
自然蒸発で濃度をあげるやり方です。
容器からはゆっくり水分が蒸発しますので、濃度もじんわりと濃くなりますでしょ。
それに応じて微量ながらも溶けきれないミョウバンが現れ、結晶化してゆくのです。

吊るのはむずかし!!

 次に試行錯誤したのが種をどのように保持するか?です。
ネットでよく見かける情報は、糸に吊る方法です。
しかし・・・上手くいきませんでした。

テングスで結んだはずの種が、いつの間にか糸から抜け下に落ちている・・・・「あ~あ」・・・・こんなことが何回あったでしょう。
細い針金を炙って、結晶を溶かしながら差し込む方法もやってみました。極小ながら穴ができるのは仕方なし。
しかし・・・こちらも落ちること度々・・。

テングスの代わりに毛髪(児童の豊かで丈夫な毛髪をいただいた)で試したこともありました。
毛髪を温めた水溶液に垂らし、自然に貼り付かせてみたのです。
これだって簡単にはゆかず。
形の良いひとかけらを毛髪に残すための取り組みの末、ようやく残した一粒が下の写真右のものです。

kyokoippoppo.hatenablog.com
f:id:kyokoippoppo:20201215180521j:plain:w300     f:id:kyokoippoppo:20201220143942j:plain:w330
                         (12/19)

左がテングス使用。
右が毛髪使用。
12月の写真です。

しかし、美しくみえる右の結晶も徐々に形を乱し、溶液の中に浸りっぱなしの毛髪は劣化して突然切れてしましました。

吊り下げない!!

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 吊り下げる方法をきっぱりあきらめ、溶液に浸す方法一本に決めたことで、私のすったもんだもようやく落ち着きました。
シャーレの中に浸された種たち。
毎日コーヒーフィルターで溶液を濾して、余分な結晶粒やゴミを取り除きます。





年を越し、春となました。
結晶たちは大きくなりましたよ。
しかし目指す形にはなっておりません。

kyokoippoppo.hatenablog.com

「六角さん」とか「とんがり」さんと名づけた結晶たちの絵です。

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こちら「六角さん」。
六角形を保ちながら平たく育ったもの。








「とんがりさん」はこんな感じに。
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kyokoippoppo.hatenablog.com
夏・・・私はここまで育ててきたミョウバンの半分以上を煮とかしてしまいました。
先行きの希望が持てないいくつかを溶かして、溶液に還元し利用することにしたのです。

9月の報告

 実はここからが本番なのですが、ここまでスクロールして下さった方はいらっしゃるのかしら??
ありがとうございますね!!

現在新たに生まれた種4粒と、数ヶ月育てた種4粒が今溶液の中に浸っております。

結論を述べましょう!!



●種を溶液の中でペタンと寝かせている時間が長いと、平たいまま育ちがち。
 

大きくなった「六角くん」
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ぎざぎざ部分や欠けた部分が目立ってきています。

2粒残した六角くん!!

このまま観察育成を続けるつもりよ!!

大きくなるにつれ雑味が出やすい。

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 左の写真は今までの経過の中での一番の美人さんです。
しかしこの種も、育つに連れて白く濁り、この透明度を保てませんでした。
(育て方の工夫でどうにかなったのかもしれませんがね・・)





●種が立つくらいの厚みができたら、溶液の中で立たせて育てると良い。

平たい六角形は、このように先端が伸び、ひとまずは斜め方向に育ってゆきますので、それが偏り過ぎないようにまめに向きを変えてやるとよいようです。
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思考錯誤した割には、簡単で当たり前の結論といえましょう。
が、ここにたどり着くのに要した時間や手間を、私は悔いてはおりませんよ!!
ここまでの「ああでもない、こうでもない!!」
が楽しかったからです。

それらを詰め合わせた今記事です!!!!



最後に育て直しをしている結晶たちをご覧下さい。
理想に近い形が出来つつあります。



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スケール置き忘れました。

こんな大きさです。
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かいかいだった夏

蚊でかいかい???

 かいかい???
そう!!痒い痒い!!

この夏、体のあちこちが痒かったのです。
夜寝ていて突如痒みに襲われる。
そこを掻きながら半分目覚めた私の耳に・・・


キーーーーーン

と蚊の羽音!!
ガバッと目覚めて辺りを見回すも奴の姿は見えず。

せっつかれるような痒みに耐えながら「ムヒ」を塗り、テープを貼る。
とにかく刺されたところを空気に触れさせるな!!
が娘の助言なので、この時期寝床には、塗り薬とテープを用意していたのです。

目をこらし、しばし警戒するも奴の姿は見えず時間ばかりが経ち、再び体を横たえる。


するとキーーーーーーン。

・・・夏の夜のあるあるです。

ダニでかいかい???

 確かに蚊は時々寝室に侵入しておりました。
それによる「かいかい」もありました。
しかし、こんなところ蚊に刺されるかいな??
という場所が痒いことが増えてゆきました。
おパンツの周りとか、背中とか・・・腹とか・・・・。
もしかしたら・・・
ダニ???
愛犬ブウタロウが添い寝を決め込む我が寝具・・・そいつはダニの巣窟となっているのかも・・。
北海道も見舞われたこの夏の猛暑!
毎晩汗まみれになって就寝する我が布団!
そこに犬の毛やら、フケやら・・・。
こりゃダニのご馳走だ!!

シーツ洗ったり、布団干したり、布団用ノズルで掃除機かけたり、ちょいとした対策も施しました。

そしてダニについても調べてみました。

www.earth.jp

家にいるダニの7~9割を占めるヒョウヒダニ類は死骸やフンがアレルゲンになってしまうため困った存在ですが、人を刺すことはありません。
このヒョウヒダニや食品につくコナダニを捕まえてその体液を吸って生息しているのがツメダニで、刺されると赤く腫れてかゆみが1週間ほど続きます。

(大文字はkyokoによる)
ほほう・・・刺すのはツメダニとな!!??

しかし、私の痒みは、以下3点のようなツメダニによる症状とは異なるものでした。

・刺された2~3日後に痛みが出はじめる
・痛みが非常に強く、我慢できないほど
・痛みが引いても1週間ほどかゆみが続く

(この情報は「生活110番」で得ました。)
痛い!かゆい!ツメダニの刺され跡や症状、対策方法をご紹介します|ベッドに潜むツメダニを駆除!おすすめの方法は熱による対策|生活110番ニュース


痛みはなく痒いだけ、そして日中は痒いことを忘れていることが多かったのです。

これは・・・・!!!

 小学校の夏休みが終わり、月、火、水の勤務。
そして木曜日。
朝起きると新しい「かいかい部分」が出現しており、背中の部分を手で触ると、大きく広がり膨らんでおりました。
そこで私は初めて蕁麻疹を疑ったのです。

多くの蕁麻疹は何日にも亘って症状が出没します。蕁麻疹の背景に感染症疲労などの原因が潜んでいることはありますが、多くの場合、一回一回の症状は直接思い当たる理由無く現れてきます。最初の症状が出始めてから1ヶ月以内のものを急性蕁麻疹、それ以上続くものを慢性蕁麻疹と呼びます。
 慢性蕁麻疹では、ほとんどの場合は原因を明らかにすることができません。最近の研究では、自分自身の血液の中に皮膚マスト細胞を活性化する蛋白質(自己抗体)が存在する例があることが明らかにされています。
多くは夕方から夜にかけて現れ、翌朝ないし翌日の午前中頃には消失し、また夕方から出始めるという経過をとります。

(大文字はkyokoによる)

蕁麻疹(じんましん) Q8 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)による情報。



ほら!!!ドンピシャではありませんか?
蕁麻疹は、30年も前にゆで卵を一気に2つ食べたときにでた経験があります。
もっと早く蕁麻疹を疑っても良かったのかもしれませんが、何故かそうはならなかったのです。

そうとなれば、早めに病院を受診して薬を処方してもらおう!!
だって毎晩の痒みは治まらず、痒いところは場所も広がり、数も増えているのですもの。

疑惑

 さて、ここからは私の推測でしかありません。
夏休みの頃から始まったこの痒み。
蕁麻疹と思われる痒みの原因です。
これといって食生活が変わったわけでもなく、生活時間はむしろ緩くなりました。
連日の暑さにこたえた時期は一時期ありましたがね、これといったストレスに見舞われたわけでもないのです!!
思い当たるとすれば・・・コロナワクチン接種です。
休み前の7月下旬に1回目、8月初旬に2回目を受けました。
恐れていた副反応も感じずに私はそれをやり過ごしたと思っていたのですが・・。
その後じわりと現れた「かいかい」の症状は実は副反応であったということはないでしょうか???

いかがなものでしょうかね??

 私の考えが蕁麻疹に行き着いたその日は木曜日。
なんと!我が町の医院に皮膚科の出張医(隔週木曜日)がやってくるという絶妙なタイミングと重なりました。

まずは出勤し、中抜け年休を申し出ました。
教頭に、
「いやいやあちこち痒くて、蕁麻疹のような気がするのですよ。」
と言いましたら、教頭がすかさず
「実はおれも、痒いのよ!!!」
え?!!!!
同じ日にワクチン接種を受けた教頭も「かいかい」の症状が出ているというのです。
f:id:kyokoippoppo:20210831173403j:plain:w270:left「あら!!!ご一緒しませんこと???!!!」
と声をかけましたが、猛烈にお忙しい教頭先生。
「おれは、家にある『ジンマート』で何とかおさえているから。」
とのお返事でした。

「あら・・そんな薬があるのですか??私もそれにしようかな??」
「いやいや◯さんは病院行ってきて下さい!!。」

そんなわけで受診致しました。

温厚で、感じのよいドクターでしたよ。
ワクチンと蕁麻疹との関係は断定はしませんでしたが、個人の免疫機能に作用することで、十分起きうると説明して下さいました。

飲み薬と塗り薬でかなり楽になりましたが、完治にはいたっておりません。

ワクチンとの因果関係は不明のままですが、このような副反応もあるのかもしれないなと思い記事にいたしました。


ワクチン・・今はこれを頼るしか方法がありませんが、様々な副反応におびえながら打つのが現状です。
これまた因果関係分からぬとされていますが、命を落とした方もおられます。
そうまでして受けたワクチンの効き目が、思いのほか短いことも分かってきました。
3度目のワクチン接種のニュースも耳に入ってきました。
1度目より、2度目の副反応がきついこのワクチン。
・・・・・さて、
3度目は???

ネットには、他にも様々な嘘か本当か分からない情報もあふれているようで・・。
この局面をどのように各々が判断し、行動し、切り抜けるのか?
試されるような気持ちになるこの頃です。

普通に着地をしない男

 夏休みが終わり勤務が始まっております。
長男の編曲作品の紹介、娘の育児日記の紹介と続けて書いた後、またまた「我が子ネタ」です。
お時間が許しましたら、お付き合い下さいませ。
我が家の「ポイントお片付け」も兼ねておりますよ。
ポイントお片付け」とは、毎日必ず、不要物の処分なり減容化を図ろうという試み。

ゼロの日を作らない!
という目標のもと始めたものですが、夏休みに入ってから乱れが生じました。
自由時間は豊富にあったはずなのに・・。
「手のかかる大きな作業」に気を取られ、「小さな積み重ね」をおろそかにしてしまいました。

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 さて、今回は次男のドリルの中身をお見せした上で、処分いたします。
(切り取った数枚は保存…呆れられそうネ😓)
これ一冊処分することが「片付け」なのか??
と問われれば、「あはは」とごまかし笑いするしかありません。
しかし、我が家の乱れは、こういう一つ一つのものから成り立っておりますので、「こういう一つ一つのもの」をどうにかしていくしかないのです!!
はい!!!!

普通に着地しない奴

 あの…しょうもない記事です。
そこに親バカまでトッピングされていますからね!
あしからず。


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以前、次男の算数の自作問題を話題にしました。


たとえば足し算なら
「合わせて」とか「全部で」のワードを使って文章を作れば良いものを、次男Yは色々小細工するのです。
小細工した挙句、全く課題をクリアしないのです。
をはか(お墓)で遊ばせたり、5時間も遊ばせたり、クルプ(グループ)を決めさせたり・・
どこに足し算の要素が入っているのでしょうか??????????






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 今回はそれの、漢字版!
習った漢字で文章を作りましょう、というもの。

一年生が最初に学ぶ漢字は「山」。
その形を学んだら漢字を使った例文を作るのです。

初めは基本に忠実に!

ほらね!




ところが、しばらくすると彼は「ひねり技」を繰り出してくるのです。
反対をアピール
例文・・・・目をこすります。
彼の文・・目をこすりません。(「」が逆さ文字)

例文・・・・字をきれいにかきます。
彼の文・・字をきたなくかきます。

こんな具合。
同音のものを片っ端から・・
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次男はいちご🍓を「一ご」と書きました。
一の意味には頓着せず、音が同じだからあてはめてしまっています。

しかし、あとに続く文章の中には教わってもいない「」が書かれている。
ちょっとした謎の現象です。
いっぱいあるからいっつも見ている」・・と、無駄に長い文章を書いていますが、新出漢字「一」の学習に結びついているものは全く残しておりません。


「五」の学習・・
これもそうですね!!「五ましを」かあ・・・・。
「お」と「を」の区別もついておりません。

1年生あるある

 たとえば、「人」という漢字。
これも使い方が難しい字のひとつですね。
ひと、ニン、ジンなどの読み方があります。
特別な読み方として
一人→ひとり
もあります。
「人」単独で「り」と読むことはありませんが、「一人」と漢字を合わせることによって特別な読み方となる・・。

「人」の漢字を習っているばかりに、「ひと」の印象の抜けきれない児童は
「ひとり」→「人り」と綴ってしまったりするのです。
そんな児童が必ずいます。
無理もないことですね。

調子乗り街道まっしぐら

意味をなさない文章を書く!

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 なんでこんなにひねくり回すのだ!!
お正月と書いたなら、「たのしみだ。」と書けばよいものを・・・。

さて・・・
これよりだんだんひどい状態になっていきます。
笑えない・・不愉快だと思われる方もおられるかもしれません。
ちょっと恐れつつも・・正直に明かしましょう。







チンコウンコの世界

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「名っとう」・・・相変わらずです。






● ちんぽの中に糸がはいっています。
● 赤えんぴつをけつの中にいれます。

● 百円がしりの中にはいりました。

 先生としては丸をくれてもいいものか迷いますよね。









暴走

 どんどんエスカレートしてゆく次男の記述。

● 子どもが車にひかれてぺちゃんこになりました。

● 先生をぶっころします。

先生は赤ペンで
「先生はしなないぞ!!」
と返してくれました。



酷いね!ごめんなさいね!!
ひょうひょうとかわして下さった先生、ありがとうございました。


これが我が次男1年生のころの様子。
  
   *  *  *
 その後4年生の時。
七夕集会がありました。
よいこのお願いを書く短冊に、次男は「はじきがほしい」と書きました。
1997年の神戸連続児童殺傷事件の記憶が生々しい頃のこと。

神戸連続児童殺傷事件1997年(平成9年)に兵庫県神戸市須磨区で発生した当時14歳の中学生による連続殺傷事件。少年が名乗った名前から別名『酒鬼薔薇事件』『酒鬼薔薇聖斗事件』とも呼ばれる。

(Wikipediaより)

「心の闇」という言葉が、新聞誌上やテレビニュースで多く取り上がられていた頃でした。

この短冊を目にした校長先生の眉毛がピクッと動きましてね・・
担任に伝えられ、家庭に伝えられ、親の呼び出しとなり、
はい!!私・・参じました・・・。

頭を下げてまいりました。

その後
教室脱走事件なども起こしましてね・・。
次男のやらかしたことに翻弄される日々が続きます。

がんばったで賞!!!!

もう一つのやりたかったこと!!

 

 ソファカバーをどうにか仕上げて満足!!
(写真では裾の始末が終わっておりませんが・・)
一旦気が緩んだ私でしたが、もうひとつ!!
この休み期間にやりたいことがありました。
いつでも手がけられるように準備もしておりました。



それは・・・娘の育児日記の整理です。
これについては以前投稿しております。
kyokoippoppo.hatenablog.com


この休みのうちに、何としてもやり終えたいことがありました。
娘の育児日記の整理です。
「何故に、娘のものを親が整理するかいな?」
と思われることでしょう。

娘に頼まれたわけではありません。
私が志願したのです。


娘は子どもが産まれてからのことを、絵と共に綴っておりました。
お産直後は、ハガキ大の無地の紙に描いては、きちんとホルダーに収めておりました。
しかし、あるときこのような絵をインスタグラムに投稿することを勧められ、それを機に育児日記をネット上に挙げるようになったのです。


安いスケッチブックを用意し、そこに絵を描き、文章はスマホで。
コイルで閉じ合わせた紙なので、失敗すれば破り抜くことができ、投稿した後は、使用した絵だけが残されます。
そんなスケッチブックが何冊も貯まりました。
ネットに保存したという安心感からか、娘はそれらの絵を整理せずにおりました。
それをする時間的な余裕もなかったと思われます。

昨年の冬の記事・・そこでも私は
この休みのうちに、何としてもやり終えたいことがありました。
と書いていますよ!!
当時、書きに書き、綴りに綴って整理したのですが、いくらかのページが行方不明!!
全てをやり終えることができませんでした。


行方不明となっていた紙たち・・・その後パラリパラリと出てきました。
娘の館の
押入れの
箱の中からね・・。

それらを預かってはきたものの未整理のままでした。
インスタグラムのものと、ママガールというウェブサイトに投稿したものが混ざっております。
それぞれを確認し、記事の中身を書き写し、時系列にそって綴ってゆくのです。

テーブルいっぱいに紙を広げとっ散らかる作業となるので、まとまった休みでないとやれません。

で・・決行いたしました!!
もうすでにA4サイズのポケットアルバム3冊が出来上がっています。








そこへ・・・バラバラのこれらを・・・カッターでカットしては貼り付けていきました。
字の乱雑はもう、目をつぶるしかありません。


忘れてしまいがちな日常を思い出す



    



こんな可愛い1ページ!!
娘にこの時のことを覚えているか尋ねてみました。
「えーー???覚えてないなあ・・」
とのお返事。
ほらねえ!!こういう日常のことって忘れてしまうのですよ。
このように綴っておけばとっておくことができますのもの。

まだほんの少々欠けているものがありますが、ほぼ完了です。
一日半がかりの作業でしたが気分はスッキリ!!



うふふ・・・こちらばあば作よ!!!
彩色は「コピック」というペンを使っています。








 *  *  *
 
 いろいろなことを経て「母」になった娘です。
子どもなんていらない!!と思っていた頃の娘
kyokoippoppo.hatenablog.com

 時の流れを感じる記事も・・。
kyokoippoppo.hatenablog.com

ボカロって??

『恋愛フィロソフィア』 

 長男Hが動画をあげました。
よいペースです。

新しい試みとして、アップする曲のジャンルを広げる宣言をしたのが、5月のこと。
その後
映画音楽より「UNTIL」
洋楽で「smooth criminal」
謡曲「First Love]
3本をあげました。
自身の満足感もあったようですし、紹介した記事に寄せられた皆様からのコメントは、彼の力となりました。

 この度はボカロ曲を編曲。
いくらか集客を意識して選曲したとのこと。
ポチリとして聴いていただけたら嬉しいです。
www.youtube.com




こちらが原曲です。

www.youtube.com


編曲によって、イメージがガラリと変わったなあと感じました。




ボカロ曲

●ボカロ曲というジャンルがある。
ボーカロイドのキャラクターが歌っている。
初音ミクが有名。
●『千本桜』が有名。
●最近は『うっせえわ』なんて曲が流行った。

私の知識はこのくらいのものでした。

今回は少しその知識を広めてみようかなと思います。
Wikipediaの説明を要約しますと、まずは、

VOCALOIDボーカロイド)とは、ヤマハが開発した音声合成技術、及びその応用製品の総称である。
略称としてボカロという呼び方も用いられる。メロディーと歌詞を入力することでサンプリングされた人の声を元にした歌声を合成することができる。

利用するに当たっては・・・

主にヤマハとライセンス契約を締結した各社がサンプリングされた音声を収録した歌手ライブラリを独自に製作し、ヤマハ製のソフトウェア部分と組み合わせて製品として販売する。

とのこと。

 下に貼り付けたものは、初音ミクを生み出した「クリプトン・フューチャー・メディア」に関する記事です。
クリプトン・フューチャー・メディアは、「音」を買い集め、提供する会社だそうです。
様々な音(効果音・人工的な音)を扱うなかで「声」の需要もありそうだと感じていたところ、ヤマハの技術に巡り会い、いち早くライセンスを受けたとのこと。
bunshun.jp
以下一部抜粋しました。

楽器を持っていない人、弾けない人でもパソコンさえあれば自由に音を組み合わせて楽曲が作れます。そしてこれらを使用するクリエイターの中でも、ニーズが高かったのが「声」だったんです。

――つまりは、自分が作った音楽に合わせて歌ってくれる「声」のソフトウェアを求める声があるだろうと。
 はい。それが歌詞とメロディーを入力するだけでボーカルパートを制作できる技術、ボーカロイドです。これはヤマハさんが開発した技術なんですが、開発当初は技術はあるけど何に使えるだろうって、実用化が進んでいない状況だったんです。こちらはユーザーに声の需要を見出していましたので、早速ヤマハさんにライセンスを受けて、それで製品化したんです。

――この「初音ミク」というキャラ自体は、いわば「オープンソース」で、誰もが二次創作していいものとして開放され、それが現在に至る爆発的な認知度につながるわけですよね。でも当初はキャラクターを無断で使わせないようにするとか、そういう考えはなかったんですか?

ありませんでした。というのは、初音ミクというキャラクターはボーカロイドソフトウエアを使って楽曲を作れば必然的に使われるもの。ミクがいろんなバリエーションでイラスト作品や、コスプレや、アニメーションといった「二次創作」になっていくことは、ソフトウェアとしての「初音ミク」の認知がどんどん広がっていくことになりますから、こちらが制限をかける必要はありません


bunshun.jp

ボカロの持ち味ともいえる声と歌詞・・・・それを取り除いてクラシカルな編曲に仕立てたものがHの作品です。
どのように受け取られるのでしょうか?

Hとボカロ

(以降の記事はHへの聞き取りを少々した上で書きました。)

初音ミク」が発売された2007年以降、ネット上を中心にVOCALOIDをメインボーカルに起用した楽曲が数多く発表されるようになり、そうした中の人気楽曲からメジャーレーベルから発売されるものも現れるなど、一つの楽曲文化の様相を見せるようにもなっている。

(Wikipediaより)

 そのような音楽シーンが展開していた頃、Hは札幌のキタラホール』の職員として働いておりました。

多くの著名な音楽家と出会い、その音楽に触れる日々でした。
格調高い音楽、完成された音楽。
それに触れる喜びはもちろんあったことでしょう。
しかし、当たり前ではありますが、スタッフとして関わることといち観客として関わることとは全く違うようで、きらびやかなコンサートの裏を務める苦労や難しさがあったといいます。

招いた奏者から発せられる「権威的」なものを、良い気持ちで受け取れない・・・そんな気持ちが増大していったとのこと。

またこの仕事をしながらも、作曲の勉強や試作を続けていたH。
その方法も定着しつつあったようです。
「音」を出しながら作るのではなく、とにかく「頭」の中で作るというのです。

頭で作る行程が実際どのようなものなのか?
私には想像できません。
息の抜けない仕事の上に、この「頭を使う作業」が重なり、
後に発症する「鬱」の原因になったとも考えられます。

十代でピアノに触り、音楽に目覚めた頃の喜びは、もはや遠くのものになっていました。

そんな時に知った「ボカロ」の世界。

「バンドをやりたいけれど仲間がいないんだ。」
「この曲を歌ってくれる人はいないかな?」
「自分の声をのせて歌ってみよう。」

そんな思いを持つ人たちがボカロで表現を始めており、高みを目指すというという野望も持たず、ただただ音楽を楽しみ、分かち合っている。
当時のボカロの世界をこのように受け取った、とHは語りました。

「ああ!!楽しそうだ!!音楽ってこういうものではないか!!」
つくづくと思ったそうです。

キタラの仕事を終えた後、まずはニコニコ動画に投稿を始めたのも、ニコ動で繰り広げられるこのような「場」に憧れたからでしょう。


鬱を抱え、社会から切り離されたような気持ちでいたHはここに、自分の作品をあげていくことにしたのです。

自分が学んだクラシックの作曲技法を基調にして作品を作りながらも、発表の場を「ニコ動」に定めたのでした。
その後にYouTubeにも同時発信してゆくことになります。


 息子の活動もしかりなのですが、SNSで何かを発信する人はどんどん増えてゆきました。
今やユーチューバーという職業が定着し、ボカロプロデューサーが大きな成功をおさめる時代となりました。

ありとあらゆる動画が溢れかえっています。
その中でいかに見つけてもらうか!!!

いくら作品をあげても他者に見出されなければ、それはただただ宇宙のように広大なネットの闇に埋もれてしまうだけ。

何をどのようにあげていくか??
常に考えているようです・・。
(今回の作品はニコ動の方で、多く聴かれ手応えを感じました。)

 今の活動が楽しいか?
と言われれば、もちろんそればかりではないでしょう。
広告塔としての楽曲アップ。
依頼曲に応えてゆくこと。
そして自作曲の進行。
そうやって積み上げてゆく日々が続きます。





本日は15日・・終戦の日ですね。



『鎮魂頌』も添えましょう。


www.youtube.com

もともとはスカルラッティの曲らしい。
それをアリプロジェクトという音楽ユニットが詞をのせて作品に・・
それをさらにHが編曲したものです。

夏休みの作品

とにかくこれを!

 皆様お元気ですか?
ニュースではしきりに気温40度超えの予報と、外出による熱中症の怖れをアナウンスしていた10日火曜日。
当地は20度に届かぬ寒い朝を迎えました。


雨風もひどく、仕事(雨なので出土した土器の洗浄をしてきたとのこと)から戻った夫は、
「寒い!」
と一言発するや、ストーブに点火いたしました。


8月に火をたく・・・北海道あるあるです。

こちら・・娘のインスタグラム画面。


夜9時の気温が表示されております。
スクリーンショットでいただきました。


夏休み満喫の私。
まとまった休みを利用してぜひとも作りたいものがありました。
居間に置いてあるソファーのカバーです。

現在はこんな状態。
動く度にずれるし、孫が来ては背面から逆さになってダイブするのですぐに取れてしまう。


見る度に気になり、手直ししたかったのです。
安っぽいカバーなど掛けなければ良いと思われることでしょう。







しかし、このソファー・・・長年の使用によって側面がこんな状態なのです。

買い替え⁉️

いやいやそれはいたしませんよ。

そんなわけでこの夏は、このカバーの作り直しが私の宿題というわけ。

そもそもこやつらは・・・

 切っては、つくつく縫いつないでいこうと思っていたデニム生地。

これって、実は2年以上前にこしらえ始めていたもの。
kyokoippoppo.hatenablog.com

当時奮起したお片付け記事です。
つまり「お片づけ」はずっと前からの課題で、当時も今も、似たようなみみっちい行動をしているということです。
不用のジーンズ👖を切っては四角くカットしていたのは2年以上前のこと。
貼り付けたブログからの抜粋です。

11月8日(木)・・・出勤前の超わずかな時間にデニムなどの厚地の布を引っ張り出して、四角に切り始めました。
三枚切ってバタバタと出勤。
私はこのように、あっちをいじり、こっちをいじり、思い付いたときに思い付いたことをやり始めるクセがあります。
一ヶ所を徹底的にということができません。
「そんなの全然終わった気にならないじゃない。」
と友達に呆れられましたが、性分といのは変えられないし、変える気無しなのです。
部屋にものを広げ、結果3枚の四角い布をカットしバタバタ出勤する行動も首をかしげられそうですが、このように手をつけてしまえば、しかもやりっ放し状態であれば、否応無しに作業をやり続けられそうです。







(捨てる布と残る布)







 地厚の硬い布を扱うのが苦痛で、当時いくらかつないだあとは放置されておりました。
この夏休み、それらを毎日たゆまず縫いつなぎ、ようやく一枚布にしました。

しかし、それらは荒くざっくりつないだだけ、力がかかれば容易に切り離されてしまうでしょう。
これを別布にしっかりと縫い付けなければなりません。
これまた不用の布団カバー(薄地のもの)に縫い付けることにしました。

そのためには、縫い代の始末が必要です。
四角繋ぎの布の縫い代は厚みが均等になるように風車のように開きます。
アイロンで押さえても、すぐに起き上がってきますので、全てをこのようにしつけました。




怪しいところは更に糸で押さえて込みまして・・・。

手縫いとミシンを使い分けて、縫い付けました。

あちこちでずれたり、布がだぶついたりしましたが、もうこれは仕方なし。
私の仕事はこんなもの。







このあたりまで作業して、座面も背面もパッチワークにするのは無理なことが解ってきました。
時間も、気力も足りません。


今まで利用していた布で、しっかり背面をおおいましょう。

さてさて・・・
そこて、取り出したるは長い麺棒。
何に使うかお分かりか????






これを筒に縫ったことろへ挿入。
幅の足りない部分は硬いラップの芯で代用。


これを、背面と座面の隙間にぐいぐいと突っ込むのです。
こうしておくと、座ったり動いたりしても、棒の重みと、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ圧によって布が持ち上がってきにくいのです。
説明伝わったかしら???

ジャジャーン!!!!

10日、ようやく形になりました。
裾の始末少し残っていますが、何とか終わりが見えましたわ。



 今は過去のものとなった「暑い日」に・・
扇風機の風に当たりながら、床に布を広げてチクチク。
汗をふきふきミシンガタガタ!
頑張りました。
写真に写り込んだわが家の愛犬ブウタロウ。彼の熱っついベロでのなめなめ攻撃に合いながらも作り上げました!!


 本日11日。
雨は止みましたが、寒い!!です。
皆さんの地域はいかがでしょうか?
午前中に、裾の始末を終えましたよ。
今日以後は、縫い物優先のため乱れきってしまったお部屋を片付けましょう。

とはいえ、お盆です。
お寺参りやら墓掃除も待っています。