興味の流れのままに

ティールに向けてのぶらぶら旅  ⑥ 

生温かい風と奇妙な空いろ 昨日9月最終日・・児童と共に4日間の学期間休業となる私!! 緩んだ気持ちで職場を後にしました。 生温かい風が吹いていました。 夕餉の時間(夫のアルバイトが終わって、最近早いの)・・・目を向けた窓の外が奇妙な色に染まって…

ティールへ向けてのぶらぶら旅 ⑤

秋ですのでね!! 暖色系の布を縫い合わせはじめています。 秋ですのでね!! 遅々として進みません。 いつまとまった広さの布となり、何かに利用される日が来るのやら? 「秋ですのでね!!」 と書いたものの冬を越え、春を越え、夏を越え数年越しの作業に…

ティールに向けてのぶらぶら旅 ④

桜の葉が散ること散ること・・・集めても集めても落ちてきます。 木が裸ん坊になるまで休むことなく落ちて、歩道に散らばる葉っぱたちです。 疑問は置いといて・・・ さて、旅の続き。 今日の私は少々気忙しい。 疑問を携えて切り株に腰を下ろしておりました…

ティールにむけてのぶらぶら旅③

一歩ずつ・・・ 飛び飛び記事になるかも? 途中でやめるかも? と、尻込み姿勢で始めたこのタイトル記事! 何とか歩を進められそうです。 日常も連れて歩く旅にします。 ということで、まずはティールならぬ昨晩のテーブル! 娘から届けられたおかず&kyoko作…

ティールにむけてのぶらぶら旅 ②

日常とともに・・ ティールに向けてのぶらぶら旅です。 旅というのは、日常をしばし離れ異質な時間豊かなひと時を味わうものだと思います。が私のタイトルの旅は、日常と共にある旅といえましょう。 興味の対象を追いかけたり、考えたりしつつも、日常は常に…

扉をあけて・・・1

友に会いに・・・ 気温がストンと下がった8月1日。 朝から霧雨が降り、寒いくらいの陽気となりました。気持ち良いミストに包まれ、連日の猛暑から解放された日。 その日は待ちに待った日でもありました。3年ぶりに友達と会うことになったのです。 待ち合わせ…

目にとまり・・・そこから・・・

目に止まった新聞記事 北海道新聞日曜版に、「日曜navi」という 紙面があります。 道内各地の景色と、それに因む歴史が紹介されています。 ある日の記事がこちらです。 根室漁港の景色。 添えられた文章のここまでを読んでストップ! このページを引き抜き保…

シンドラーのリスト

『囚われし者たちの国』 今読んでいる本です。 開けば程なく睡魔に見舞われてしまうありさまで、少しずつしか読み進められません。囚われし者たちの国――世界の刑務所に正義を訪ねて作者:バズ・ドライシンガー発売日: 2021/01/27メディア: Kindle版今回はこの…

金曜の夜だから

おなじみ、「興味の流れのままに」的な記事です。 長文で、とりとめのない記事になったかもしれません。 お時間にゆとりのない方は、スルーして下さいね。 どうする?切り抜き 11月13日金曜日は、毎年行われている町の事業「町民大学」での、ある講演会を聴…

コルチャックとピウスツキ兄弟 ⑨

同じ時代に違う理想を追って生きた3人 ヤヌシュ・コルチャック ブロニスワフ・ピウスツキ ユゼフ・ピウスツキ 彼らの年譜を並べてみましょう・・と始めたこの企画です。 ブロニスワフは1918年にセーヌ川に身を投げて亡くなり、 弟ユゼフは17年後の193…

コルチャックとピウスツキ兄弟 ⑧

反ユダヤ主義 このタイトルで書くのも今回で最後? と思っておりましたが、どうでしょうか? 当時の世の中の情勢に合わせて、コルチャック先生の最後の日々を丁寧に綴ろうとすれば、今回では仕上がらないかもしれません。とにかく書き始めましょう。前回は再…

コルチャックとピウスツキ兄弟 ⑦

同じ時代に違う理想を追って生きた3人 ヤヌシュ・コルチャック ブロニスワフ・ピウスツキ ユゼフ・ピウスツキ 彼らの年譜を並べてみるという試みです。1935年までを綴ってきました。 1918年にブロニスワフは自死しており、 前回の記事の最後でユゼフも…

コルチャックとピウスツキ兄弟 ⑥

同じ時代に違う理想を追って生きた3人 ヤヌシュ・コルチャック ブロニスワフ・ピウスツキ ユゼフ・ピウスツキ 彼らの年譜を並べてみるという試みです。第一次世界大戦前の1912年に誕生したユダヤ人のための孤児院が「ドム・シェロット」でした。 コルチャックの…

コルチャックとピウスツキ兄弟⑤

同じ時代に違う理想を追って生きた3人 ヤヌシュ・コルチャック ブロニスワフ・ピウスツキ ユゼフ・ピウスツキ 彼らの年譜を並べてみるという試みです。ワタクシ・・歴史には興味が向いたこともなく、時代物の本は読みませんし、歴史ドラマもほとんど見ません。…

コルチャックとピウスツキ兄弟④

今週はあっという間に過ぎてゆきました。 金曜日の晩がやってきました。 少しずつ歩みを進めている 『コルチャックとピウスツキ兄弟』 の続きを書くことにしましょう。 「ブロニスワフ・ピウスツキ」 「ユゼフ・ピウスツキ」 「ヤヌシュ・コルチャック」 の年譜…

コルチャックとピウスツキ兄弟 ③

雨の中図書館へ 秋明菊が花開き、秋の到来を告げたものの、北海道らしからぬ厳しい残暑の2日間がありました。 一夜明け、昨日は激しい雨の音で目が覚めました。 居間にいくと、網戸のままの窓からは寒いほどの風が吹き込んでおり、北窓は風の運んだ雨で濡れ…

コルチャックとピウスツキ兄弟②

『熱源』に登場した 「ブロニスワフ・ピウスツキ」と、その弟 「ユゼフ・ピウスツキ」さらには、 「ヤヌシュ・コルチャック」の年譜を並べてみる試みです。主にコルチャックの人生を、柱にして書き進めるつもりです。 参考にするものは図書館で借りた『コルチャ…

コルチャックとピウスツキ兄弟①

8月14日(金曜日) 本州では体温を越えるような暑さが続き、熱中症への警戒を呼びかけるニュースが流れておりました。 しかし、こちらは北窓から寒いくらいの風が吹き込んできて「さむ!さむ!」と言って窓を閉めました。 夕方の気温は17度でした。 秋の…

納戸に収めておくもの 2

興味や好みや・・・ 興味や好みというのは、大変に個人的なものであって、「共有」するには相応のタイミングやら、そもそもの相性のようなものに助けられないと難しいと思っております。 自分のストックを収めておく「納戸」・・。 自分の興味関心だけで出来…

北方の島々

日本に一番近い外国 「サハリン」は、日本に一番近い外国といわれております。 宗谷岬の先端から北に43キロ先はもう、サハリン島なのです。 そのサハリン島・・・日本地図では、南半分が真っ白になっていると思います。 plaza.rakuten.co.jp 下記は、こち…

サガレン

流れは続いている 『サガレン』について書こうと思います。サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する (角川書店単行本)作者:梯 久美子発売日: 2020/04/24メディア: Kindle版が、どこから手を付けてよいものやら、いったいそもそも何を伝えたいのか?わからない…

興味の流れのままに⑦

数回の連載となったこのタイトルですが、この記事をもって一旦、一区切りさせることにします。 そう言いつつ書く今記事・・・完結編に相応しいものなのか?? その疑問符をつれたまま書いてゆくことにいたしましょう。 (ここまでのつながりが、分かりにくい…

興味の流れのままに⑥

「この頃のばあばのブログはつまんない!」 と娘。 まあ、そうだろうなあ! 娘Aならそんな反応でしょう。「必ず開けてはみるんだけど、『興味のなんたら』っていうのだとガッカリする。」あはは、そうか! そうかもね。 興味を持つって、個人的なことだもの…

興味の流れのままに⑤

連載これまで 興味の流れに添って進んでいたら「秩父事件」にたどりつきました。 それを、これまた自分の興味と学びのために、記事として書き進めております。 歴史の掘り起こし記録である『伝蔵と森蔵』より、 ●井上伝蔵の最期(秩父事件における会計長、欠…

興味の流れのままに④

朝はまだ、氷点下の気温になることもある日々です。 おーー寒む寒む。 でも、鳥のさえずりは「春だよ春だよ」と賑やかです。 朝5時には空が明るみ始め、夕方は明るい西日が景色を照らします。 こちらにも春は近づいておりますよ。 ざっとこれまでを・・・ 秩…

興味の流れのままに③

始めに まず始めにお断り。 前回の記事にリライト部分があります。 伝蔵が、その死に際して、仲間「森蔵」の生存について語ったという箇所です。 伝蔵がその生存について語ったのは、 あくまで、 「仲間の某(なにがし)」 ということでした。 その言葉に対し…

興味の流れのままに②

逃げた人の末路 連載になるであろうこの記事は、秩父事件をめぐるあれこれですので、「秩父事件」に触れないわけにはいきませんが、ここにその経緯やら、歴史的意味などを細かく書こうとは思っておりません。 秩父事件の説明も、「コトバンク」からお借りし…

興味の流れのままに①

伝蔵と森蔵 「伝蔵」「森蔵」・・・この2つの名前を聞いたたけで、 「ああ、秩父事件の・・・」 と思う方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?そういう私は、この名前からピンとくるものなど全く持ち合わせておりませんでした。 さらに、「秩父事件」に関わっ…

黄ばんだ本を読んでいます

われわれが侵入者なんだ あるとき、湧別川の鮭をとって、巡査に追われたアイヌを、父は自宅にかくまい、巡査に言いました。 『われわれが侵入者なんだ。アイヌ人が先に土着してたんだから。アイヌはかわいそうなんた。サケ、マスしか食っていないんだ。それ…